新たなオープンリールデッキの開発計画が登場
公開日:
:
最終更新日:2016/06/15
オープンリールデッキ, 情報
新年早々うれしいニュースが入ってきました。オーストリアの音楽関連メーカー・ホルヒハウス社(HORCH HOUSE Gmbh)が、新しいオープンリールデッキの開発計画を立ち上げたと、ホームページ上で発表しています。
「Project R2R」と名付けられたこの計画では、ホルヒハウス・ブランドの新型オープンリールデッキ開発を目指すとのことで、今後数か月にわたってこのページで情報をアップデートするのでBookmarkするよう呼びかけています。文中の「真の“オーディオ”の高みにあるのはオープンリールデッキです」との言葉が何とも頼もしいです。
ホルヒハウス社は日本ではなじみがありませんし、当方も詳しいことは知りませんでしたが、HPによると2012年にプロジェクトリーダーのフォルカー・ランゲ氏(Volker Lange)らが創業した、アナログマスターテープの高音質デジタル化を手がけるエンジニア集団の様です。
1月13日の発表直後から各ニュースサイトや音楽ファンのブログなどでも多く取り上げられていて、(一部の音楽マニアに!)期待をもって受け止められていることがうかがえます。
上の2番目にあるaudiofi.netの記事によると、プロジェクトチームは今年のミュンヘン・ハイエンドショー(2016年5月5日~8日)でプロトタイプを発表したいと考えているが、かなりのハードワークになる…みたいなことも書いてあります。たしかにプロジェクトのページにはまだ部品らしき写真が出ているだけです。
オープンリールデッキの製造メーカーは現在世界には存在しませんが、ふたたびあの雄姿を音楽ファンの前に見せることになるのでしょうか?
関連記事
-
ミュンヘンハイエンド2019情報
今年も5月9日~12日まで開催される世界最大級のハイエンドオーディオの展示会『ミュンヘン・ハイエンド
-
米国の販売会社が独自ブランドのオープンリールテープを発表
仏・Recording The Masters(旧PYRAL)と米・ATRから相次いでオープンリール
-
新ブランドを積極展開するMULANN、そしてまさかの新製品も!
4月4日に、オープンリールテープの新ブランド立ち上げを公式にリリースしたMULANN。テープの製造は
-
スイッチクラフト3502の結線
マニアに意外と人気のSwitchcraftの古いタイプのRCAコネクター「3502」、自分で販売し
-
Amazonにも出品しました
※彩竜堂ではAmazonでの販売を2018年7月をもちまして終了いたしました、ご利用頂いていた皆様に
-
レコーディング・ザ・マスターズが本格始動 その2
今月初め、HPで製品カタログやデータシートをアップし、本格的に製品展開を始めたレコーディング・ザ・マ
-
東京インターナショナルオーディオショウに行ってきました
東京国際フォーラムで開催されていた『2015東京インターナショナルオーディオショウ』に行ってきました
-
フランスから新型オープンリールデッキの発表
フランスのAnalog Audio Design 社が新開発のオープンリールデッキ『TR-1000』
-
Stereo誌のオープンリールデッキ特集
すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今月発売のStereo誌(音楽之友社)では、「
-
RTMがHPで新パッケージをチラ見せ
RECORDING THE MASTERS がHPで『近日公開』と銘打って新デザインのパッケージを予
- PREV
- 新発売! ビデオテープ用スプライシングテープ
- NEXT
- リーダーテープ入荷しました