フランスから新型オープンリールデッキの発表
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オープンリールデッキ
フランスのAnalog Audio Design 社が新開発のオープンリールデッキ『TR-1000』を公開しています。2017年の5月頃から開発をアナウンスしていて、今年の4月には製造開始を発表、やっと実動機が出来たようで、現在は同じくフランスにあるKERWAXのレコーディングスタジオでテスト中とのこと
4月の時点のものですが、Youtubeに動画が上がっています
Analog Audio Design はフランスのブルターニュ地方にあるオーディオメーカー。創業者でエンジニアのクリストファー・マルチネス氏(Christophe Martinez)が開発を進めています。いまのところHPはさほど機能しておらず、情報の発信はほとんどfacebookでおこなっているようです
オーディオ情報サイトstereo net でも早速簡単なレポート記事が出ています。この記事には開発者からリアクションが入っていて「次のバージョンが期待通りの品質なら、来年2020年の世界最大規模のオーディオ見本市ミュンヘンハイエンドに出品、そして販売開始したい」としています
VUメーターなどもあって、パッと見は古典的なデザインにも見えますが、注目は右下の操作ボタンの上にある-ディスプレイパネル。タッチスクリーンになっていて、次のような機能があるそうです。1)巻き戻し速度設定、2)ハブの直径の選択、3)テープスピード設定、4)タイマー/ロケート機能、5)様々な再生設定、6)メンテナンスページへのアクセス、7)LAN接続確認(ファーム・ウェアのアップデートが可能)、8)リモコン表示(スマホやタブレット、ブラウザから操作可能になるみたい)9)リーダーテープ検出の有無、10)NAB/IECイコライゼーション設定、11)マイク入力のインピーダンス設定。
Analog Audio Design のFacebookにあるタッチパネル画像
まだ価格などは未定のようですが、BALLFINGER、THORENS に続いて、3機目の新型オープンリールデッキの登場となるか期待しましょう
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