ホルヒハウス社の新開発オープンリールデッキ
公開日:
:
オープンリールデッキ, 情報
1月にご紹介させていただいた、ホルヒハウス社(HORCH HOUSE Gmbh)の新たなオープンリールデッキ開発計画『Project R2R』。今月5日、Webサイトが更新され3枚の写真がアップされています
ずいぶん早く完成型が出てきたなと思ったらREVOXとの共同作業になったようで、新型デッキはREVOXブランドで2017年の第一四半期におひろめとのこと。ただ、ミュンヘンではこのイメージ写真の発表だけで、実機はまだのようです
平置きの雰囲気はSTUDERのC37的で、スタイリッシュな外観。本体がとても薄いけどモーターが小さくないか? 制御系のスイッチが少ないけどメーターやカウンターは別ユニットなのか? トランスや音声基板は脚の中だろうかとか、いろいろと妄想させてくれます
デザインはドイツのManfred Meinzer氏。1960年代半ばからSTUDERとREVOXのほとんどすべての外観デザインを担当していた方です
下のニュースサイトでは、新型デッキに関してホルヒハウスのプロジェクトリーダーであるフォルカー・ランゲ氏にインタビューしていて、「再生専用機は4000ユーロ(日本円で約50万円)くらいで出だしたい。我々のビジネスモデルはインクジェットプリンタで、テープを購入してくれる顧客を得るために販売する、実機は2016年10月のデンバーで発表予定」みたいなことを言っているようです
MONO & STEREOのサイトのミュンヘンハイエンドショーの記事
M & S のパネルの写真には今後の行程が書いてあって、2016年第三四半期:trade show presentation、第四四半期:review magazines、2017年の第一四半期:public release、第二四半期:regular quantities、になっていますので、ちょうど1年後くらいに発売開始予定という感じでしょうか
最初はとても手の届かない値段かと思っていましたが、意外に低い設定。とはいっても日本に入ってくるときには2倍ちかくになるのはよくあることですので、購入できる方は限られてきますね。日本ではOTARIの最終モデルMX-5050 BIII が確か80万円くらいでしたが、受注再生産でかまわないのでどこかのメーカーが出してくれるとうれしいのですが、むりかなー
関連記事
-
-
OTOTENで高音質音源聞き比べ
きょうは有楽町で開催されている、日本オーディオ協会主催のオーディオイベント『OTOTEN 2019』
-
-
レコーディング・ザ・マスターズが本格始動 その1
PYRAL改め、RECORDING THE MASTERS(レコーディング・ザ・マスターズ)となり心
-
-
RTMがHPで新パッケージをチラ見せ
RECORDING THE MASTERS がHPで『近日公開』と銘打って新デザインのパッケージを予
-
-
オープンリールデッキ開発計画のその後
去年から今年にかけて、当ブログで何回かお伝えしてきた新型オープンリールデッキの開発計画。時々チェック
-
-
米国の販売会社が独自ブランドのオープンリールテープを発表
仏・Recording The Masters(旧PYRAL)と米・ATRから相次いでオープンリール
-
-
フランスから新型オープンリールデッキの発表
フランスのAnalog Audio Design 社が新開発のオープンリールデッキ『TR-1000』
-
-
Stereo誌のオープンリールデッキ特集
すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今月発売のStereo誌(音楽之友社)では、「
-
-
ミュンヘンハイエンド2019情報
今年も5月9日~12日まで開催される世界最大級のハイエンドオーディオの展示会『ミュンヘン・ハイエンド
-
-
PYRALから新ブランドへ
欧州の唯一のオープンリールテープ製造メーカーであるフランスのPYRALが、去年1月に同じフランスのM
Comment
Hello! Cool post, amazing!!!
Thank you very much !