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  オープンリールテープのご案内


当店で扱っているテープは、フランスのMULANN社が『RECORDING THE MASTERS(レコーディング・ザ・マスターズ)』のブランドで販売している高性能テープです。

RTM

いずれもドイツのBASF/AGFA によって開発されたテープで、その後、EMTEC、RMG、PYRALと製造メーカーは変遷してきました。現在はフランスのMULANN社がレコーディング・ザ・マスターズのブランドを立ち上げ、アナロ グ磁気テープによるレコー ディングの優位性を確信するエンジニアやアーティスト、オープンリールデッキファンの期待に応え、生産を継続しています。

ほとんどが日本でのオーディオ・ブーム時代におけるオープンデッキのピークを過ぎた時期に登場したテープですので、当時の一般ユーザーの方にはなじみのな い型番ではありますが、1980年前後の日本メーカーのものと比べて、どれも格段に高性能なスペックを誇ります。

商品は下記ネットショップにて取り扱っております。ぜひご利用下さい

彩竜堂本店
彩 竜堂本店

彩竜堂Yahoo!ショップ


ご注文はお電話・FAX・メールでもお受けしております
また、法人のお客様には請求書払いも可能です
お気軽にお問い合わせ下さい





  レコーディング・ザ・マスターズのオープンリールテープ

型式
Model
テクニカルデータシート
Technical Data Sheet

(外部リンク)
※写真をクリックして下さい
特徴
使用推奨デッキ
※ここであげている機種は一例です。詳しくは取扱説明書をご 覧になるか、メーカーにお問い合わせ下さい
SM900
(えすえむ・きゅうひゃく)
SM900 1995年にBASFが開発した、最高性能のスタジオマスタリング用テープ。グレードはAMPEX/QUANTEGYの499と同じクラスの、ハイバイアスのテープです。
現在スタジオでアナログレコーディングをする場合「AMPEX 499相当」のテープが指定されることが多いようですが、その場合にはこのテープをご利用下さい。
当店では1/4、1/2、2インチの3種類の幅のテープをご用意しています。
STUDERなど
SM911
(えすえむ・きゅういちいち)

SM911 1986年にBASFが開発した、スタンダードバイアスのスタジオマスタリング用テープ。リファレンステープ的に使用されていた AMPEX/QUANTEGY 456と同等のグレードですので、ハイアマチュア向けやセミプロ向けのオープンリールデッキを使用する際に最適なテープです。
※AMPEX 456が指定標準テープのデッキの例
TEAC 33-2/33-4/33-8
TASCAM 3030/34B/BR-20
OTARI MX-5050 B3-2/MX-55N
FOSTEX Model B-16/E-16/E-2/E-22
※AMPEX 456について
456
AMPEX 456
456
QUANTEGY 456
AMPEX 456は1975年の発売開始以来、1990年代までスタジオ・レコーディングの定番テープでしたので、当時製造された多くのプロ&セミプロ用のデッキが指定標準 テープとしています。QUANTEGY 456もブランド名が変わっただけで中身は同じです。そのためメーカーで通常のメンテナンスを受けたそれらのデッキは456で最適な録音が出来るように調 整されています。456はすでに製造が終了しているので、現行の商品でほぼ同等のスペックのSM911(スタンダードバイアスのLH+6スタジオマスタリング・テープ)をお使い頂くのが最善となります。
SM900やSM468(ハイバイアスのテープ)を使用する場合には、テープの特性に合わせたデッキ側の調整が必要となりますのでご注意下さい。
ご参考:TEAC 33-2の取扱説明書より
33-2
LPR90
(えるぴーあーる・きゅうじゅう)
LPR90 2016 年にRECORDING THE MASTERSとなってから開発された最新テープ。
SM900のロングプレイバージョンで、同じ磁性体を使用しています。38cm/sで片面45分間の録 音ができるため、LPレコードの2トラック・マスターテープとして最適です。テープ幅は1/4インチのものだけ製造されています。

LPR35
(えるぴーあーる・さんじゅうご)
LPR35 1996年にBASFが開発した最後のオープンリールテープ。
型番が表すとおりロングプレイテープで厚さは35μ。スタンダードバイアスで、低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音 用ですので、一般の4トラック2チャンネルのオープンリールデッキで録音を楽しむならこのテープが最もおすすめです。テープ幅は1/4インチのものだけ製造されています。
厳密に言うと違うのですが、AMPEX 456 のロングプレイ版である「457」、あるいはScotch 207、QUANTEGY 407の代用としては、このLPR35が該当します。
※AMPEX 457 や150番LHテープが指定されているデッキの例
TEAC X-10R(150番LHテープ)
AKAI GX-747(150番LHテープ)
FOSTEX Model R8/E-8(AMPEX 457)
SM468
(えすえむ・よんろくはち)

SM468 1975年にAGFAが開発したアーカイバル仕様のハイバイアス・スタ ジオマスタリングテープ。(AGFA当時の型番はPEM 468)
長期保存性が考慮された設計で、 SM900やSM911と比較して2dB高い耐転写特性や、巻き取り時の乱れも非常に少ないなどが特徴で、EMTEC時代のカタログでは「20年以上経過 しても品質を損なうこと無く再生が可能」としています。
※AGFA PEM 468が指定標準テープのデッキの例
REVOX PR 99(CCIRでの使用時)


オープンリールデッキ別のテープ選び

こ こでは、実際にお使いのデッキ別に、どのテープセレクトポジションで、どのテープを使えば良いのか、各社の代表的な一般ユーザー向けの機種を中心に、取扱 説明書やサービスマニュアルの内容を元にご案内します。基本的にはSM911かLPR35のどちらかになってしまいますが…。
なお、ここに書かれた内容は、あくまでもメーカーの標準設定で調整されたデッキが対象です。改造品や、独自の調整が行われているデッキはこの限りではありません。
BIASが無段階に微調整できる機種の場合(AKAIの一部、DENONなど)は、メーカー指定を絶対視せず、ご自身でそれぞれのテープに合わせて調整を行う方がよろしいかと思います

メーカー
デッキ名
(テープ幅)
推奨テープ
テープセレクトポジションの目安
※あくまでも目安です
取扱説明書の記述から
TEAC
X-10R
LPR35
BIAS-1EQ-2で、AMPEX 407、Scotch 207 となっているので、このポジションでLPR35をご利用下さい ローノイズ・ハイアウトプットテープを使用して仕様書を作成。150番テープの使用を推奨。
X-10M











33-2
33-4
33-8(1/2)
SM911 AMPEX 456 に近いスペックのSM911が最適なテープとなります 指定標準テープはAMPEX 456
A-7400RX



A-67000DX



A-2340
A-3340
LPR35 RECORD BIAS セレクトはHIGHがLHテープ用なので、このポジションでLPR35をご利用下さい HIGHポジションの基準テープは Scotch 203。ほかにBASF LP-35LH、SONY SLHの使用を想定
22-4



22-2
LPR35 基本的にLHで150番の高性能タイプのテープが指定されているので、LPR35をご利用下さい
指定テープはAMPEX 407、maxell UD/UD-XL、Scotch 207、SONY DUAD、TDK AUDUAなど
デッキの仕様はmaxell UD で測定
30-4


仕様はmaxell UD35で測定

TASCAM
BR-20


34B


3030


80-8 (1/2) SM911
指定標準テープはAMPEX 456かmaxell UD 50





AKAI
GX-747
SM911
LPR35
ノーマルポジションBIAS ADJUST が-2の位置でScotch 206となっているので、この位置でSM911か、LPR35をお試し下さい リファレンステープはmaxell UD の150番テープ(35μ厚)
GX-77
SM911
LPR35
ノーマルポジションBIAS ADJUST が-2の位置でScotch 206となっているので、この位置でSM911か、LPR35をお試し下さい リファレンステープはmaxell UD の150番テープ(35μ厚)
GX-635D
LPR35
SM911
ワイドレンジポジションでScotch 206 か207となっているので、このポジションでLPR35かSM911をご利用下さい リファレンステープはAKAI LN-150 かScorch 211 のLNタイプ
GX-630D


リファレンステープはAKAI LN-150 かScorch 211 のLNタイプ
GX-625



GX-266D



GX-255




SONY
TC-R7-2
LPR35
SM911
BIAS-MIDEQ-FrCrで、Scotch 206、207 となっているので、このポジションでLPR35かSM911をご利用下さい SONY SLHかDUADを推奨
TC-R6
LPR35
SM911
BIAS-MIDEQ-FrCrで、Scotch 206、207 となっているので、このポジションでLPR35かSM911をご利用下さい SONY SLHかDUADを推奨
TC-5550-2



TC-8750-2



TC-9000F-2




Technics
RS-1500U
RS-1506U
LPR35
SM911
BIAS-2EQ-2で、Scotch 218、206、207 となっているので、このポジションでLPR35かSM911をご利用下さい 本機の特性はScotch 218を基準に調整されています
※218は206の150番タイプで207と同
RS-1700U LPR35
SM911
BIAS-2EQ-2で、Scotch 218、206、207、Grand Master(AMPEX 456)となっているので、このポジションでLPR35かSM911をご利用下さい 本機の特性はScotch 218を基準に調整されています
※218は206の150番タイプで207と同

DENON
DH-510
LPR35
SM911
メーカーの指定ではAMPEX 456 がBIAS+25EQは38/19で4、9.5で3.5なので、このポジションでSM911をご利用下さい。
150番テープに関しては旧型のLPR35LHが、BIASは0EQは38/19で5、9.5で4となっており、Scotch 207やAMPEX 407もだいたいこの値ですので(EQ9.5は5)、このポジションで試してみて下さい
デッキの仕様はScotch 206 で測定
DH-610S

DH-630S

DH-710S
DH-710F


FOSTEX
Model E-2
Model E-22(1/2)
Model E-16 (1/2)
Model B-16 (1/2)
SM911 AMPEX 456 に近いスペックのSM911が最適なテープとなります 指定標準テープはAMPEX 456
Model G24S (1inch)
Model G16S (1/2)
SM911 AMPEX 456 に近いスペックのSM911が最適なテープとなります バイアスとイコライゼーションはAMPEX 456、または相当品で調整
Model R8
Model E-8
LPR35 AMPEX 457 に近いスペックのLPR35が最適なテープとなります
使用推奨テープはAMPEX 457、または相当品
Midel 80
LPR35 AMPEX 457 に近いスペックのLPR35が最適なテープとなります 使用推奨テープはAMPEX 457かScotch 227、TDK GX 35
Midel 20
LPR35 AMPEX 457 に近いスペックのLPR35が最適なテープとなります 使用推奨テープはAMPEX 457かScotch 227、または同等品
Aシリーズ
A-8
A-4
A-2
LPR35 リファレンステープがスタンダードバイアスのLH+3〜6の150番テープですので、LPR35が最適なテープとなります リファレンステープは、magnax G35か、Scotch 227

REVOX

PR 99 Mk1
PR 99 Mk2
LPR35
SM911

SM468
オーバーバイアスはAMPEX 456が6.5dB(19cm/s)3.5dB(38cm/s)、AGFA PEM468が6.0dB(19cm/s)3.5dB(38cm/s)なので、SM911、SM468はこの値でお試し下さい。LPR35は表記が無いの で19cm/sの場合は456より±0.5〜1.0で試してみて下さい リファレンステープは3M 250(NAB)、AGFA PEM 468(CCIR)を使用
A700 LPR35
リファレンステープはReVox 601を使用
(Scotch 207と同等品)
A77
LPR35
SM911
SM468
オー バーバイアスはAMPEX 456が6.0dB(19cm/s)4.0dB(38cm/s)、AGFA PEM468(SM468)が6.0dB(19cm/s)3.5dB(38cm/s)ですので、SM911、SM468はこの値でお試し下さい。 マニュアルには古いLPR35LHの数値はありますが現行のLPR35とは別のテープです。5.0dB(19cm/s)4.0dB(38cm/s)となっ ていますが、Scotch 207は4.0dB(19cm/s)3.0dB(38cm/s)です。どちらかでお試し下さい リファレンステープはReVox 601を使用
(Scotch 207と同等品)
B77






















推奨バイ アスセッティング
Recommended Bias Setting – ΔE10
Ocerbias(dB)
※こちらはオーバーバイアスに関する一覧表です

Recording The Masters のHPにある“Machine calibration”のページから転載しました
Tape Type/Tape Speed Record Gap Length
0.25 mils
※標準的なヘッドギャップ
0.3〜0.4 mils
0.5 mils

 SM900 
76.2cm/s (30ips) 1.5 dB
1.25 dB
1.0 dB
38.1cm/s (15ips) 4.0 dB
3.5 dB
3.0 dB
19.05cm/s (7.5ips) 6.5 dB
5.0 dB
4.0 dB

SM911
76.2cm/s (30ips) 1.5 dB 1.25 dB 1.0 dB
38.1cm/s (15ips) 3.0 dB 2.5 dB
2.0 dB
19.05cm/s (7.5ips) 6.5 dB 5.0 dB 4.0 dB

SM468
76.2cm/s (30ips) 1.5 dB 1.25 dB 1.0 dB
38.1cm/s (15ips) 4.0 dB 3.5 dB 3.0 dB
19.05cm/s (7.5ips) 5.0 dB 4.5 dB 4.0 dB

機種別のヘッドギャップ
Record Gap Length
by Manufacturer
STUDER (全機種)
TASCAM(全機種)



AMPEX ATR-124(2")
AMPEX MM-1100
AMPEX MM-1200
AMPEX ATR-100 Serias
AMPEX MM-1000
OTARI (右覧に上げた他の全機種)
OTARI MTR-10(1/4" のみ)
OTARI MTR-12(1/4" のみ)
OTARI MTR-15(1/4" のみ)
OTARI MX-5050(Full-track のみ)
OTARI MX-7800

Lyrec (全機種)
MCI(全機種)
Scully(全機種)
Soundcraft(全機種)
3M M79
Stevens 24-track
追加


AMPEX AG440


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