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History

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electronic components

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cable

参考文献
Bibliography



オープンリールテープ名鑑
Reel to Reel Tape Technical Data List Ver.2.24


現在新品で入手できるオープンリール・テープは数銘柄だけですが、過去には多くのメーカーからさまざまな種類のテープが発売されていました。ここでは現在、そして過去に発売されていた主要なメーカーのオープンリールテープを一覧にまとめました。

AGFA、3M、AMPEXなど米独のテープに関しては、海外の研究者たちがDATA化していますが、国産のオープンリールテープをまとめた物はこれまで皆無かと思います。メーカー発表のデータシートやカタログ、発売当時の雑誌の記事・広告などを基にスペックや特徴を随時追記していきます。分類に関しては資料を基に当方が独自の分類・クラス分けをしています。

公式カタログやデータシート、リリース以外にAES(オーディオエンジニアリング協会)のAGFA/BASFテープリストと3Mテープリスト、「阿部義春著・テープ録音機物語」と、TAPESOUND誌、電波科学誌、ラジオ技術誌、放送技術誌などのバックナンバーを参照しています。青字はデータシートやカタログ、広告などでメーカーが公表した公式数字です。

※本ページで使用している画像は、すべて当方が手持ちの品を撮影した写真です。無断使用は一切お断り致します


BASF
AGFA
EMTEC
RMG
PYRAL
RTM
3M
AMPEX
QUANTEGY
ATR
SONY
maxell
TDK
FUJI
住友スリーエム
日本コロムビア

メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

BASF

1935-
1948-1996




SM900 STUDIO MASTER 900
maxima
LH
+9
PE
あり/Black
52μ
360 Oe
1340 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(38.1cm/s)
+0.7dB
(38.1cm/s)
+15.5dB
(38.1cm/s)
55.5dB
1995年~
1997年
BASFが最後期に開発した、最高峰スタジオマスタリング・テープ。ハイバイアスでグレードはAMPEX/QUANTEGY 499 相当

BASF SM911
80' Ver.
STUDIO MASTER
911
LH
+6
PE
あり/Black
50μ
320 Oe
1450 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.5dB
(38.1cm/s)
+12.5dB
(38.1cm/s)
56dB
1986年~
1997年
BASFが開発した、スタンダードバイアスのスタジオマスタリング・テープで、グレードはAMPEX/QUANTEGY 456相当
1996年当時の価格 1/4 5号(5号プラ)
1996年当時の価格 1/4 7号(7号プラ)
1996年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
1996年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)


Studio Master
468
LH
+6
PE
あり
48μ
380 Oe
1400 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+12.0dB
(38.1cm/s)
58dB
1991年~
1997年
AGFA合流後にBASFブランドで販売された、長期保存性を考慮したハイバイアスのスタジオマスタリング・テープ
1996年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
1996年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)


PER528

PE
あり/White 48μ
377 Oe
1370 Gauss
3.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.0dB
(38.1cm/s)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+7.0dB
(38.1cm/s)
56dB 1991年~
1997年
AGFA合流後にBASFブランドで販売された、放送業務用テープ

PER368

PE
あり/White
35μ
375 Oe
1750 Gauss
4.5dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+0.5dB
(19.05cm/s)
+8.0dB
(19.05cm/s)
58dB 1991年~
1997年
AGFA合流後にBASFブランドで販売された、放送業務用テープ

LPR35
LH
PE あり/Black
35μ
320 Oe
1650 Gauss
4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56dB
1996年~
1997年
BASFが開発した最後のオープンリールテープ
低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された、長時間録音用ロングプレイ・テープ

LM526
LH
+6
PE あり
49μ 300 Oe 1570 Gauss 6.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+0.0dB
(19.05cm/s)
-3.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
54.5dB
(19.05cm/s)
1995年~
カセット・デュプリケーションマスター用テープ

SM910
STUDIO MASTER

PE
あり/Black
52μ
325 Oe
1440 Gauss



+11.6dB

1984年~
1986年
80年代中期の新世代テープ『Studio MasterSeries』トリオのうちのアナログ・レコーディング版で、マルチトラックレコーダーでの使用を考慮したスタジオマスタリング・テープ

LM920
LOOP MASTER

PE
あり/Black 45μ 510 Oe 1370 Gauss




1984年~
1995年
80年代中期の新世代テープ『Studio Master Series』トリオのうちの高速カセットデュプリケーション用マスターテープ、磁性材は二酸化クロームを使用

DM930
DIGITAL MASTER

PE
あり/Black 28μ 630 Oe 1570 Gauss




1984年~
1993年
80年代中期の新世代テープ『Studio Master Series』トリオのうちの、デジタルレコーディング用マスターテープ、磁性材は二酸化クロームを使用

LGR51

PE あり/white 53μ 345 Oe 1360 Gauss




1986年~
放送業務用テープ


LGR50
AUDIO BROADCAST

PE あり/white
50μ 340 Oe 1200 Gauss 4.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
-0.5dB
(38.1cm/s)
-0.5dB
(38.1cm/s)
+7.5dB
(38.1cm/s)
56dB 1981年~
1997年
放送業務用テープ

LGR 40

PE
あり/Green
40μ 340 Oe 1200 Gauss
+1.5dB
(19.05cm/s)
+2.5dB
(19.05cm/s)
+5.6dB
(19.05cm/s)
58.5dB
1981年~
放送業務用テープ

SPM50CR

PE
なし
42μ 510 Oe 1370 Gauss




1983年~
高速カセットデュプリケーション用のマスターテープ、磁性材は二酸化クロームを使用

SP54 R

PE
あり/Black 50μ 330 Oe 1050 Gauss




1983年~


SPR50 LHL LH PE あり/Black 52μ 340 Oe 1050 Gauss
1.0dB
(38.1cm/s)
-5.0dB
(38.1cm/s)
+9.5dB
(38.1cm/s)
57.5dB 1976年~
1984年
スタジオマスタリングテープ
1981年当時の価格:SPR50 LHL(10号メタル)6700円

SPR50 LH
PROFESSIONAL
LH
PE
あり/Black 51μ 345 Oe 1100 Gauss
-1.0dB
(38.1cm/s)
-2.0dB
(38.1cm/s)
+8.5dB
(38.1cm/s)
56dB 1973年~
1984年
「LH・プロフェッショナルシリーズ」のスタジオマスタリングテープ
3Mの♯202、♯206やAGFAのPER525、555などに対抗して開発したプロ用LHテープで、スタジオ録音や放送局向け
1978年当時の価格:730ft(10号メタル)6000円

SP50 M

PE
なし
48μ 300 Oe 1100 Gauss




1972年~


SP52 P

PE
なし
48μ 310 Oe 1000 Gauss




1972年~ ノーマルシリーズの100番スタンダード・テープ

LPR35CE
LPR35 CR
EE
PE
あり/Green





-6.5dB
(9.53cm/s)
+5.2dB
(9.53cm/s)


BASFのEEテープ、輝くメタリックゴールドのリールがトレードマーク
発売当時の価格:LPR35CR-90(7号Goldメタル)
発売当時の価格:LPR35CR-180(10号Goldメタル)
BASFLP35LHS
LP35 LH Super

PE なし 35μ
320 Oe 1400 Gauss




1975年~
1978年
それまでのLHテープに使われてきた磁性体に比べ、さらに微粒子で精製されたオキサイド粒子である「ピュア・マグヘマタイト」を採用し、従来のLHテープよりも一段とダイナミックレンジの広い録音を可能としたテープ。
1975年当時の価格:LP35LHS(7号プラ)2400円
BASFDP26LHS
DP26 LH Super
PE なし 26μ
320 Oe 1400 Gauss




1975年~
1978年
「LH Super」シリーズのの200番ダブルプレイテープ
1975年当時の価格:DP26LHS(7号プラ)3300円
LPR35LH
80's
LPR35LH
70's
LPR35LH
PROFESSIONAL
LH
PE あり/Black
36μ
325 Oe
1200 Gauss




54dB
1971年~
1984年
「LH・プロフェッショナルシリーズ」のロングプレイテープ
従来のLHテープに比べて一段と出力がアップし“プロスタジオからの厳しい要求にも耐えられる高性能テープ、現行LPR35とは別物

個性的で、凝縮された音(TAPE SOUND31)
1978年当時の価格:LPR35LH(7号プラ)3300円
1975年当時の価格:LPR35LH(10号メタル)6200円

DPR26LH
PROFESSIONAL
LH
PE あり/ Black 29μ 325 Oe 1200 Gauss



53dB
1973年~
1984年
LH・プロフェッショナルシリーズの200番ダブルプレイテープ。従来のLHテープに比べて一段と出力がアップし“プロスタジオからの厳しい要求にも耐えられる高性能テープ”
1978年当時の価格:DPR26LH(10号メタル)3500円

TPR18 LH
PROFESSIONAL

LH












LP35 LP35 LH LH
PE なし
35μ
310 Oe
1100 Gauss




55.6dB 1969年~
1982年
70年代前半のBASFの高音質テープ『LHシリーズ』の150番 ロングプレイ・テープ。高音質の4トラック2チャンネル音楽テープ用として採用され旋風を巻き起こしたPES35LHの後継モデルで、引き続きこのテープで高音質の音楽テープが販売された。
1972年当時の価格:LP35LH(7号プラ)1840円
1981年当時の価格:LP35LH(7号プラ)2000円
<LP35LHを使った音楽テープの例>
ポニー/MPS RDP-6001 オスカー・ピーターソンの世界
DP26 DP26 LH
LH PE なし 26μ 310 Oe 1100 Gauss




1970年~
1982年
LHシリーズの200番 ダブルプレイ・テープ
長尺のテープの欠点であるS/N比の悪さや低音域の再生音に迫力が欠けることを改善した、腰のある深く澄んだ再生音が特徴。
ある雑誌のテストでは周波数特性やリニアリティなど全帯域にわたって「
LP35LH」と1dBほどの差に収まっていたとのこと。
1972年当時の価格:DP28LH(7号プラ)3000円

TP18 LH
LH PE
なし
18μ 310 Oe 1100 Gauss




1970年~
LHシリーズの300番のトリプルプレイ・テープ
世界初のLHタイプのトリプルプレイテープで、9.5cm/s以下、中でもヨーロッパで多く使用された4.75cm/sや2.4cm/sのロースピードで長時間オペラの録音にその真価を発揮するとされた
1972年当時の価格:TP18LH(7号プラ)4950円

DP26
Audio Professional

PE あり/ Black 26μ 325 Oe 1450 Gauss 4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+2..0dB
(19.05cm/s)
+7.0dB
(19.05cm/s)
54.5dB



SP52

PE

52μ
300 Oe 900 Gauss





1970年代前半のBASFの主力テープ『ノーマルシリーズ』の100番スタンダードプレイテープ。ベースは強化ルビザームを使用。
耐候性や抗張力などの機械的特性に優れ、転写効果も抜群で、長期の保存も良好。
1970年当時の価格:(5号プラ)600円
1970年当時の価格:(7号プラ)1200円
1970年当時の価格:(10号メタル)2800円

LP35

PE

35μ
300 Oe 900 Gauss





ノーマルシリーズの150番ロングプレイテープ、ベースは強化ルビザームを使用、超微粒子磁性材と鏡面仕上げで良好なヘッドタッチ、9.5cm/sのロースピード録音でも良好な音質
1970年当時の価格:(5号プラ)880円
1970年当時の価格:(7号プラ)1600円
1970年当時の価格:(10号メタル)2700円

DP26

PE なし 26μ 300 Oe 900 Gauss




1966年~
1970年
ノーマルシリーズの200番ダブルプレイ・テープ、ベースは強化ルビザームを使用、理想的な柔軟性でヘッドに密着し、ドロップアウト、レベル変動が少ないので、長時間ステレオ録音に最適
1970年当時の価格:(5号プラ)1350円
1970年当時の価格:(7号プラ)2650円

TP18

PE なし 18μ 300 Oe 900 Gauss




1970年~
ノーマルシリーズの300番トリプルプレイ・テープ。
1970年当時の価格:(5号プラ)2500円
1970年当時の価格:(7号プラ)4300

LR56 P

PE
あり/Yellow
54μ 300 Oe 1000 Gauss




1969年~
1973年
スタジオマスタリングテープ

LR56

PVC あり/ Yellow
52μ 300 Oe 1000 Gauss




1960年~
1969年
スタジオマスタリングテープ

BASFPES35LH
PES35 LH
LH
PE
 なし
35μ 320 Oe 1150 Gauss




1967年~
1960年代の代表的なロングプレイテープであるScotch 203に対抗して開発された世界初のローノイズ・ハイアウトプットテープ。ローノイズとハイアウトプットという相反する特性をまとめた画期的なテープで、その後各社がLHテープの開発に進むきっかけとなる。
発売当時の価格:5号 270m5号プラ)1750円
発売当時の価格:7号 540m(7号プラ)2750円
PES35LHの特徴:磁性粉を細かく均等化するとがS/N比が良くなり、その分ダイナミックレンジを稼ぐことが出来るが、一方で磁性粉が細かくなると磁性飽和が早まりピークレベルを上げることが出来なくなるという「ローノイズ」と「ハイアウトプット」という相矛盾する要素を解決してまとめ上げた画期的なテープ。信号対変調ノイズ比は64dB、ピーク値は+6.5dBで、それまでの良いとされたテープよりも7~10dBもダイナミックレンジをとることが出来た。1968年にこの高性能テープを使った音楽テープが日本のTEACなどから発売され、米国製のテープやディスクでも得られない高音質のプリントとしてテープファンから絶賛を受けた。TEACのMASTER PRINTシリーズは、最初から4トラック2チャンネルのミュージックテープとして販売するために企画・録音されたもの。フィリップスのPRT4001のシリーズは秋葉原の東陽堂が特注したもの。 <PES 35 LH を使った音楽テープの例>
TEAC ATC1010 宮沢明子:スタインウェイのすべて
TEAC ATC1011 潮田益子:ヴァイオリン・リサイタル
などのTEACマスタープリントシリーズ
フィリップス PRT4001 モラヴェッツ:ドビュッシーピアノ曲集

PES 40

PE
あり/ Yellow 36μ 310 Oe 1050 Gauss




1958年~
黄色いバックに鉛筆でメモが出来るテープ

PES 35

PE
なし
34μ 310 Oe 900 Gauss




1958年~
1969年
「PES」の型番は強化ポリエステルベースを使用したもの


PES 26

PE なし
26μ 300 Oe 850 Gauss




1958年~
1969年
PESシリーズのダブルプレイテープ
発売当時の価格:5号 360m(5号プラ)1760円
発売当時の価格:7号 730m(7号プラ)2800円
PES26
PES 18

PE
なし
18μ 320 Oe 1000 Gauss




1961年~
1969年
PESシリーズのトリプルプレイテープ
発売当時の価格:5号 540m(5号プラ)2500円
発売当時の価格:7号 1080m(7号プラ)4300円

LGR30P

PE
あり/ Red 50μ 310 Oe 1050 Gauss




1968年~
1981年
放送業務用テープ、末尾のPはポリエステルベースの意。

LGR30

PVC あり/ Red 50μ 310 Oe 970 Gauss




1967年~
1968年
スタジオマスタリングテープ。
TEACが1969年に発売した世界初の2トラ38音楽ソフトに使われた

LGR

PVC あり/ Red
51μ 300 Oe 900 Gauss




1956年~
1967年
放送業務用テープ。Lは工場名(Luvitherm)、Gはコーティング(Guss)、Rはラジオ放送(Rundfunk)用のバックコーティング(Ruckseitenmattierung)を意味する。

LGS52
Magnetophonband

PVC なし
48μ 300 Oe 900 Gauss




1953年~
1969年


LGS36
Magnetophonband

PVC なし
34μ 310 Oe 900 Gauss




1953年~
1969年

LGS26
LGS26
Magnetophonband

PVC なし
26μ 300 Oe 850 Gauss




1958年~
1969年


LGS35
ST
PE

35μ







1953年~
世界初の35μ厚150番ロングプレイテープ。LGH、L-extraの発展型。「LGS」の型番はポリビニール・クロライド系ベース(ルビザーム)を使用したもの
1969年当時の価格:LGS35K(7号プラ)1480円

Typ LGH

PVC なし 63μ 237 Oe 400 Gauss




1950年~
1954年
一般家庭用録音テープ(ホーム用)

Typ L-extra
HGT PVC なし 55μ 240 Oe 220 Gauss




1949年~
1954年
ベースフィルムに磁性材を混ぜて製造する「ホモジニアス・テープ」

以下のモデルはBASFがI.G.ファルベン時代に開発した世界最初のオープンリール・テープ群です、骨董品的価値しかありませんが、磁気テープ史上重要なモデルであることから掲載しています

Typ LGN

PVC
なし 55μ 81 Oe 264 Gauss




1945年~
1948年


Typ LG

PVC
なし 55μ 81 Oe 264 Gauss




1945年2月~
1948年
BASFのDr.ルドルフ・ロブルによって開発された、PVCをベースとした新型の塗布型テープ。1943年には生産準備が出来ていたが、ルートヴィヒスハーフェン工場の爆発事故で延期され、終戦間近の1945年2月からオーデンワルト近くの事務所の一角で5人の従業員で生産を始め、1948年までドイツ・ラジオ局や駐留軍ラジオ局等へテープを供給した。

Typ L
HGT
PVC なし
50μ 86 Oe 350 Gauss




1943年~
1947年
新構造のテープで、型式名のLは製造したルヴィテルム工場の頭文字。Typ CよりS/N比を10dB改善し、ベース材料をアセテートからPVC(ポリ塩化ビニール)に変更した。
このテープはベースフィルムに磁性材を混ぜて製造する「ホモジニアス・テープ」と呼ばれるタイプで、製造工程を簡単にできるが性能的には感度が少し落ちる。このL型はフィルム表面が磁性面なので表裏どちらの面からでも録音できるなどの特徴があるが、電磁変換特性が塗布型より劣ることが確認されたため、1950年代に姿を消した。

Typ C
Acetate なし
105 Oe





1939年~
『TypC』のサードバージョン。マグネタイトは保磁力、飽和磁束密度ともに大きくできたが、消去しにくく、転写も大きかったため、磁性材をその後も長く磁気テープの主流として使われるガンマヘマタイト(赤茶色)に変更。

Typ C
Acetate なし 65μ 95 Oe 260 Gauss




1936年~
1939年

『Typ C』のセカンドバージョン。磁性材をカルボニル鉄粉からマグネタイト(黒色)に変更した改良型で、飛躍的に性能が向上した

Typ C

Acetate なし
62μ 37 Oe 237 Gauss




1935年7月~
1936年
BASFがI.G.ファルベン時代に開発した世界初のオープンリールテープ、ベース材は当初から紙ではなくアセテートで開発を進め、バイエル社のドルマゲン工場で生産されたツェリットL(CellitL)と呼ばれるフィルムを採用、30μ厚のベースフィルムに、鉄五カルボニル(色はグレー)を20μ厚で塗布、幅は6mmだったが、塗布面の幅は5mm、AEGのレコーダーでテープスピード1m/s時の周波数特性は高域が3kHzまで、S/N比もイマイチで、音質はスピーチ用ならなんとかという程度
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴


AGFA

1943-
1948-1990

PEM469
PEM469
LH
+6
PE
あり/ Black 50μ 340 Oe 1350 Gauss 3.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+12.5dB
(38.1cm/s)
53dB 1984年~
1990年
AGFAが468をベースに開発した80年代の主力マスタリング・テープ。スタンダードバイアスで、マルチトラックでの使用を考慮しており、バイアス特性においてIECの基準テープと互換性を持たせ、テープの国際交換に完全に適応。当時、世界のレコーディングスタジオで中心的に使用されていたAMPEX456とほぼ完全な互換性を持つともしている。キャッチコピーは「世界中のどのスタジオでもそのまま使えます」
発売当時の価格:


PEM369

PE あり/Black 33μ 340 Oe 1350 Gauss




1988年~
1990年
ロングプレイテープ

PEM269












ダブルプレイテープ


PER528
PRO
LH
PE
あり/White
48μ
355 Oe
1150 Gauss
2.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.0dB
(38.1cm/s)
+0.5dB
(38.1cm/s)

+8.5dB
(38.1cm/s)
57dB
1981年~
1990年
放送業務用テープ

PER368

PE
あり/Black 33μ 355 Oe 1150 Gauss




1984年~
1990年
放送業務用テープ

PEM526
LN
+6
PE あり/Black 53μ 300 Oe 910 Gauss




1982年~
1990年
高速カセットデュプリケーションのマスター用に特化して設計されたテープ。優れた耐久性と低転写特性を持つ

PE39

PE なし
31μ 340 Oe 1350 Gauss 5.5dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+6.5dB
(19.05cm/s)
55.5dB 1986年~
1990年
長時間録音用テープ

PE49

PE なし
23μ 340 Oe 1350 Gauss 5.5dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+6.5dB
(19.05cm/s)
55.5dB 1986年~
1990年
長時間録音用テープ
468
PEM468
LH
+6
PE
あり/Black
48μ
380 Oe
1060 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
0.0dB
(38.1cm/s)
0.0dB
(38.1cm/s)
+11.5dB
(38.1cm/s)
57dB
1975年~
1990年
AGFAを代表する超ロングセラーテープ。低い転写特性で長期保存性に優れるハイバイアスのスタジオマスタリング・テープで、BASFに合流後はSM468として現在もRTMで生産継続
ヨーロッパを中心に使用されてきたが、バイアス、イコライザともに日本のスタジオで主に使用されていたテープとは異なるために、日本ではあまり普及しなかった

PEM455

PE あり/Black 45μ 300 Oe 1000 Gauss




1973年~
1990年


PEM368

PE あり/Black 33μ 330 Oe 1150 Gauss 3.0dB
(19.05cm/s)
---
+0.0dB
(19.05cm/s)
+7.0dB
(19.05cm/s)
53dB
1973年~
1990年
ロングプレイテープ

PEM268

PE あり/Black 27μ 330 Oe 1150 Gauss 3.0dB
(19.05cm/s)
---
+0.0dB
(19.05cm/s)
+7.0dB
(19.05cm/s)
53dB
1973年~
ダブルプレイテープ
PE36
PE36
Magnetband
LN
PE なし
33μ 300 Oe 1050 Gauss 3.0dB
(19.05cm/s)
---
+0.0dB
(19.05cm/s)
+5.0
(19.05cm/s)
52dB 1968年~
60年代終わりから70年代にかけてのAGFAの主力テープ。
基準の録音レベルから第3高調波歪みが3%に達するまでのレベル差が高く、リニアリティがとても良いので、ソースのダイナミックマージンが限られているレコードやFM放送のエアチェックには、ハイレベルな録音をすればS/N比の良い録音が可能。(TAPE SOUND 10)

PE36の特徴:他社のローノイズテープよりMOLが高く、0VUを少し越えて録音しても歪みが少ない。TEACの再生系のチェック用のYTT-1003テストテープに使用されており、Scotch 150よりも高域のレベル変動が少なく、AMPEXのテストテープよりも優れるとされた。 1973年当時の価格;PE36 7(7号プラ)2500円
1973年当時の価格;PE36 LHR(7号プラ・太ハブ)1400円
1973年当時の価格;PE36 SP(10号メタル)5000円

1969年当時の価格:PE36(7号プラ)2450円

PE46
Magnetband
LN
PE なし
25μ 300 Oe 1050 Gauss 3.5dB
(9.5cm/s)
ΔS6.3
---
-1.0dB
+7.0dB
52dB 1968年~ 200番ダブルプレイテープだが、100番のアセテートテープと同等の引っ張り強度を持つ

PE66
Magnetband
LN
PE なし 18μ 300 Oe 1050 Gauss 3.5dB
(9.5cm/s)
ΔS6.3
---
-2.0dB +2.0dB 53dB 1968年~ 300番トリプルプレイテープ、9.5cm/s以下で使うロースピード用

PER525
STEREO

PE あり/Red 50μ 300 Oe 1000 Gauss




1967年~
1981年
放送業務用テープ、プロ用として開発されたテープ、ステレオ録音時はチャンネル当たりのトラック幅が狭くなることを考慮してその分だけ感度を上げて設計された、525のステレオ録音用テープ

PER525
(STANDARD)

PE
あり/Red 50μ 300 Oe 1000 Gauss




1963年~
1967年
放送業務用テープ、プロ用として開発されたテープ、発売当初はScotch202と並んで多くのレコーディングスタジオで愛用、強力なベース材、変調ノイズが少なく高域での出力レベルが高く直線的に優れており、転写も少ない

PER555
(HI OUTPUT)

PE
あり/White 56μ 300 Oe 1000 Gauss




1963年~
放送業務用テープ、プロ用として開発されたテープ。
38cm/sのスピードでの録音再生に適合するよう製作されたテープで、ダイナミックレンジを広く取りたいときに高い周波数まで高いレベルで使える
TEACのテストテープYTT-5001Aで使用されている

PER

PE あり/Red 52μ 240 Oe





1961年~
1963年
放送業務用テープ、赤色バックコートが特徴

PE65

PE なし 18μ 290 Oe 1000 Gauss




1961年~
1968年


PE22

PE なし 50μ 300 Oe 980 Gauss




1959年~
1963年


PE31
ST
PE なし 35μ 295 Oe 950 Gauss




1958年~
1968年

1968年当時の価格:(7号)1750円


PE41

PE なし 26μ 295 Oe 900 Gauss




1958年~
1968年


FR25

Acetate なし 58μ 250Oe 930 Gauss




1961年
放送業務用テープ

FR 22

Acetate なし 60μ 300 Oe 980 Gauss




1959年~
1963年
スタジオマスタリングテープ

FR 6

Acetate なし
250 Oe 500 Gauss




1956年~
放送業務用テープ

FR 4

Acetate なし 58μ 310 Oe 850 Gauss




1954年~
1965年
放送業務用テープ

FR

Acetate なし 66μ 240 Oe 750 Gauss




1954年~
1956年
放送業務用テープ

FSP

PVC
なし 50μ 300 Oe 900 Gauss




1954年~
1958年


FS

Acetate なし 50μ






1951年~
1954年


以下のモデルはAGFAが戦後初めて自社ブランドで製造・販売したオープンリール・テープです。骨董品的価値しかありませんが、磁気テープ史上重要なモデルであることから掲載しています

Agfa F

Acetate なし

86 Oe 337 Gauss




1948年~
1953年
AGFAブランドで発売された初のオープンリールテープ。ドイツの敗戦で東ドイツ領となったヴォルフェン工場から西側に脱出した技術者たちがレバークーゼンに建設した新工場で製造開始したもの。

  以下のモデルはAGFAがIGファルベン時代に初めて製造したオープンリールテープです骨董品的価値しかありませんが、磁気テープ史上重要なモデルであることから掲載しています

Typ C
Acetate なし
105 Oe





1943年秋~
『TypC』のサードバージョン。BASFのルートヴィヒスハーフェン工場が爆発事故で製造が中断したため、急遽AGFAのヴォルフェン工場にラインを立ち上げ製造したもので、事実上AGFAが製造した初のオープンリールテープ。
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

EMTEC

1997-2003


900
Studio Master
900 maxima
LH
+9
PE
あり/Black
52μ
370 Oe
1540 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+14.0dB
(38.1cm/s)
56.5dB
(38.1cm/s)
1997年~
2003年
BASFのSM900を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。AMPEX/QUANTEGY 499相当で、ハイ・バイアス
2000年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
2000年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)

2000年当時の価格 2inch 10号(10号メタル)

Studio Master
911
LH
+6
PE
あり/Black
50μ 320 Oe
1450 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)

+2.5dB
(38.1cm/s)

+12.5dB
(38.1cm/s)
56.0dB
(38.1cm/s)
1997年~
2003年
BASFのSM911を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ、AMPEX/QUANTEGY 456相当で、スタンダード・バイアス
2000年当時の価格 1/4 5号(5号プラ)
2000年当時の価格 1/4 7号(7号プラ)
2000年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
2000年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)

2000年当時の価格 2inch 10号(10号メタル)

Studio Master
468
LH
+6
PE あり/Black 48μ
380 Oe
1400 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
(38.1cm/s)

+1.5dB
(38.1cm/s)

+12.0dB
(38.1cm/s)
58.0dB
(38.1cm/s)
1997年~
2003年
AGFAのPEM468から引き継がれた、ハイ・バイアスのスタジオマスタリング・テープ、長期保存性を考慮した設計で、20年以上経過しても品質を損なうこと無く再生可能を謳う
2000年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
2000年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)

2000年当時の価格 2inch 10号(10号メタル)

AUDIO BROADCAST
PER 528

PE
あり/White バッチ番号入り
48μ
377 Oe
1370 Gauss
3.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
0.0dB
(38.1cm/s)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+7.0dB
(38.1cm/s)
56.0dB
1997年~
2003年
AGFAから引き継がれた放送局仕様の業務用テープ
欧州のラジオ局の品質基準を満たす

AUDIO BROADCAST
PER 368












AGFAから引き継がれた放送局仕様の業務用テープ
PER528の150番タイプでポータブルレコーダー用

LPR35
LH
+6
PE
あり/Black 35.0μ
320 Oe
1650 Gauss
4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56.0dB
(19.05cm/s)
1997年~
2003年
低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用(EMTEC)
AMPEX/QUANTEGY 457相当で、スタンダード・バイアス

LOOP MASTER
526
LH
+6
PE あり 49μ 300 Oe 1570 Gauss
0.0dB
(19.05cm/s)
+3.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
54.5dB
(19.05cm/s)

高速複製用のためのマスターテープ
磁性体には耐摩耗性の高いコーティング

DP26












セミプロ用の長時間録音用テープ。
薄手のテープでヘッドタッチに優れ低速での使用に適している

TP18












セミプロ用の長時間録音用テープ。
    薄手のテープでヘッドタッチに優れ低速での使用に適している

VOICE MASTER
950


なし
24μ








低速で長時間記録のための音声録音用のテープ。
ノンストップの動作条件下での高い耐久性、

VOICE MASTER
952


あり
27μ








低速で長時間記録のための音声録音用のテープ。
ノンストップの動作条件下での高い耐久性
9.5cm/sで音声記録に最適
低いノイズと優れたダイナミックレンジ

VOICE MASTER
953


あり
17.5μ








低速で長時間記録のための音声録音用のテープ。
ノンストップの動作条件下での高い耐久性

Digital Master
931
DR
PE
あり
27μ
670 Oe 1400 Gauss





デジタルレコーダー用テープ。アナログレコーダーでは使用できません。幅は1/4、1/2と1インチ
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

RMG

1968-2004-2012

SM900
LH
+9
PE あり/Black 52μ 370 Oe
1540 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+14dB
(38.1cm/s)
56.5dB
(38.1cm/s)
2004年~
2012年
BASFのSM900を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。ハイ・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY 499相当

SM911
LH
+6
PE あり/Black 50μ 320 Oe
1450 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB (38.1cm/s) +2.5dB (38.1cm/s) +12.5dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2004年~
2012年
BASFのSM911を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。スタンダード・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY 456相当

LPR35
LH
+6
PE あり/ Black 35μ 320 Oe
1650 Gauss
4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56.0dB
(19.05cm/s)
2004年~
2012年
AMPEX/QUANTEGY 457相当で、スタンダード・バイアス。低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用(RMG)

SM468
LH
+6
PE あり/Black 48.5μ 380 Oe
1400 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+12.0dB
(38.1cm/s)
58dB
(38.1cm/s)
2004年~
2012年
音楽スタジオや放送、アーカイブで使用するためのハイ・バイアスの、スタジオ・マスタリング・テープ
低い転写特性で長期保存性に優れる(RMG)

PER528

PE あり/Black 47μ 377 Oe 1370 Gauss 3.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.0dB
(38.1cm/s)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+7.0dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)

欧州の主要なラジオ局の品質基準を満たす放送業務用テープ

PER368

PE あり/Black 34μ 375 Oe 1750 Gauss 4.5dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+8.0dB
(19.05cm/s)
58.0dB
(19.05cm/s)

PER528の150番タイプ、Nagra、Stellvox等のポータブルレコーダ向け

PM973

PE なし
39μ 355 Oe 1580 Gauss 5.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+5.0dB
(19.05cm/s)
+8.0dB
(19.05cm/s)
57.0dB
(19.05cm/s)

SM911から派生したスタンダードバイアスの低価格テープ、低いテープ速度での放送、施設内、およびセミプロの録音環境に最適化されている

PM974

PE なし
29μ 355 Oe 1580 Gauss 5.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+5.0dB
(19.05cm/s)
+8.0dB
(19.05cm/s)
57.0dB
(19.05cm/s)

 PM973のダブルプレイテープ

PM975

PE なし
20.5μ 355 Oe 1580 Gauss 5.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+5.0dB
(19.05cm/s)
+8.0dB
(19.05cm/s)
57.0dB
(19.05cm/s)

 PM973のトリプルプレイテープ

VM950

PE なし 24.5μ 370-
385 Oe
1650 Gauss





音声記録用のテープ、QUANTEGY 704と同等、MagnasyncやUHER用

VM952

PE あり/Black 27μ 325-
340 Oe
1450 Gauss





音声記録用のテープ、QUANEGY 705や3M 8206に近いテープ

VM953

PE あり/Black 18μ 325-
340 Oe
1450 Gauss





音声記録用のテープ、QUANEGY 706や3M 8207に近いテープ

















PYRAL

2012-2016









SM900 LH
+9
PE あり 52μ 370 Oe 1540 Gauss 4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+14dB
(38.1cm/s)
56.5dB
(38.1cm/s)
2012年~2016年4月
BASFのSM900を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。ハイ・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY 499相当

SM911 LH
+6
PE あり 50μ 320 Oe 1450 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB (38.1cm/s) +2.5dB (38.1cm/s) +12.5dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2012年~2016年4月 BASFのSM911を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。スタンダード・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY 456相当

LPR35 LH
PE あり
35μs 320 Oe 1650 Gauss 4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56.0dB
(19.05cm/s)
2012年~2016年4月 音楽録音用ロングプレイテープ。AMPEX/QUANTEGY 457相当で、スタンダードバイアス。低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用

SM468
LH
+6
PE あり/Black 48.5μ 380 Oe
1400 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+12.0dB
(38.1cm/s)
58dB
(38.1cm/s)
2012年~2016年4月 AGFAのPEM468を引き継いだ、音楽スタジオや放送、アーカイブで使用するためのハイ・バイアスのスタジオ・マスタリング・テープ。
低い転写特性で長期保存性に優れる(RMG)

CJ 89DH














CJ 87 HR



50μ



+1.7dB +2.4dB +10.3dB
53dB



CJ 87



50μ







スタジオマスタリングテープ
発売当時の価格:1/4インチ
発売当時の価格:1/2インチ
発売当時の価格:1インチ
発売当時の価格:2インチ

CJ 85BR














CJ 83













LD 83



35μ








ロングプレイテープ


SD 82



50μ
























メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

RTM

RECORDING
THE MASTERS
2016.4〜2022.10
RTMSM900
SM900
LH
+9
PE
あり/Black 52μ
370 Oe 1540 Gauss 4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+14dB
(38.1cm/s)
56.5dB
(38.1cm/s)
2016年4月~2022年10月
BASFのSM900を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。ハイ・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY499相当。現在国内でのスタジオレコーディングの際には「499相当」を指定されることが多く、 このテープが必要
LPR90
LPR90
LH
PE
あり
35.5μ 370 Oe
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)


+10dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2016年9月~2022年10月
SM900のロングプレイ版としてRECORDINGTHE MASTERS が初めて開発したテープ。2トラ38で連続録音時間45分なので、LPのマスターなどに便利
SM911
SM911
LH
+6
PE あり/Black 50μ
320 Oe 1450 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.5dB
(38.1cm/s)
+12.5dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2016年4月~2022年10月 BASFのSM911を引き継いだQUANTEGY456相当のスタジオマスタリングテープで、スタンダードバイアス。一般のユーザーが少し上のクラスのコンシューマー用デッキで良い録音を楽しみたい場合は迷わずこのテープ
LPR35
LPR35
LH
PE あり/Black 35μ
320 Oe 1650 Gauss 4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56.0dB
(19.05cm/s)
2016年4月~2022年10月 BASFのLPR35を引き継いだ音楽録音用ロングプレイテープ。QUANTEGY457相当で、スタンダードバイアス、低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用、一般のユーザーがオープンリールデッキで録音を楽しみたい場合に最もオススメ
SM468
SM468
LH
+6
PE あり/Black 48.5μ
380 Oe 1400 Gauss 4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+12dB
(38.1cm/s)
58dB
(38.1cm/s)
2016年4月~2021年12月 AGFAのPEM468を引き継いだ、音楽スタジオや放送、アーカイブで使用するためのハイ・バイアスのスタジオ・マスタリング・テープ。
1975年に開発され40年以上にわたって製造され続けてた超ロングセラーで、AGFAの傑作テープといえる。
20年以上経過しても品質を損なうこと無く再生可能(EMTEC)
低い転写特性で長期保存性に優れる(RMG)
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

RTM

RTM
2022.11-
RTMSM900
SM900
LH
+9
PE
あり/Black 52μ
370 Oe 1540 Gauss 4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+14dB
(38.1cm/s)
56.5dB
(38.1cm/s)
2021年10月~
BASFのSM900を引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ。ハイ・バイアスで、グレードはAMPEX/QUANTEGY499相当。現在国内でのスタジオレコーディングの際には「499相当」を指定されることが多く、 このテープが必要
LPR90
LPR90
LH
PE
あり
35.5μ 370 Oe
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)


+10dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2021年10月~
SM900のロングプレイ版としてRECORDINGTHE MASTERS が初めて開発したテープ。2トラ38で連続録音時間45分なので、LPのマスターなどに便利
SM911
SM911
LH
+6
PE あり/Black 50μ
320 Oe 1450 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+2.5dB
(38.1cm/s)
+12.5dB
(38.1cm/s)
56dB
(38.1cm/s)
2021年10月~ BASFのSM911を引き継いだQUANTEGY456相当のスタジオマスタリングテープで、スタンダードバイアス。一般のユーザーが少し上のクラスのコンシューマー用デッキで良い録音を楽しみたい場合は迷わずこのテープ
LPR35
LPR35
LH
PE あり/Black 35μ
320 Oe 1650 Gauss 4.0dB
(19.05cm/s)
(0.25mils)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+1.0dB
(19.05cm/s)
+7.5dB
(19.05cm/s)
56.0dB
(19.05cm/s)
2021年10月~ BASFのLPR35を引き継いだ音楽録音用ロングプレイテープ。QUANTEGY457相当で、スタンダードバイアス、低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用、一般のユーザーがオープンリールデッキで録音を楽しみたい場合に最もオススメ
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

3M

(Scotch)
1947-1996
996
996
LH
+9
PE
あり/Brown
54.1μ
360 Oe
1700 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1990年~
1996年
Audio Mastaring Tape
3Mが開発した最高峰スタジオマスタリング・テープ
1996年当時の価格 1/4 7号(7号プラ)
1996年当時の価格 1/4 10号(10号メタル)
1996年当時の価格 1/2 10号(10号メタル)


966
LH
+6
PE あり 49.5μ 365 Oe 1600 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1992年~ Audio Mastaring Tape


967

PE あり 37.8μ
365 Oe 1600 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1992年~

908
LH
+3
PE
あり 46.2μ
365 Oe 1600 Gauss 1.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1993年~
1996年
Audio Mastaring Tape
1996年当時の価格 1/4 5号(5号プラ)
1996年当時の価格 1/4 7号(7号プラ)


806
LH
+3
PE あり 48.2μ
370 Oe 1400 Gauss 1.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1986年~

807
LH
+3
PE あり 35.5μ
370 Oe 1400 Gauss 1.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1986年~

808
LH
+1
PE
あり
47.2μ
360 Oe 1320 Gauss 1.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1986年~ Audio Mastaring Tape
発売当時の価格:808-1/4-1200 PR7(7号プラ)

809
LH
+1
PE あり 33.5μ
360 Oe 1320 Gauss 1.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1986年~

Scotch 250
Mastaring Tape

LH
+6
PE
あり
52.3μ
380 Oe 1200 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1974年~ 最初のローノイズ・ハイアウトプット+6dBテープ。
バイアス値とイコライザ特性が従来のテープと大幅に異なるため、古いレコーダーの中にはその性能を生かし切れない物が多く敬遠され、翌年登場したAMPEX 456にスタジオマスタリングテープとしての主導権を奪われる
1978年当時の価格:250-2500(10号メタル)7500円

226
Scotch 226
Mastaring Tape
LH
+6
PE
あり
49.3μ 360 Oe
1400 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1979年~ スタジオマスタリング・テープ
227
Scotch 227
Mastaring Tape
LH
+6

PE
あり
36.3μ 360 Oe
1400 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)




1980年~ 226の150番タイプ
FOSTEX Aシリーズ(A-8、A-4,A-2)の指定標準テープ

Master XS

PE あり 36.3μ 360 Oe 1400 Gauss




1980年~
発売当時の価格:7R-1800(7号プラ)
Master
Master
PE あり 34.5μ
350 Oe 1200 Gauss




1978年~
発売当時の価格:7R-1800(7号プラ)
CLSP
CLASSIC
(クラシック)
SP
LH
PE あり
50.2μ
350 Oe 1200 Gauss




1975年~
住友スリーエムが218を開発するのと同時期に、同じような目的で米3Mが開発したハイクラスマニアのための最高級テープ。新開発のガンマヘマタイト磁性体を使用し、再生帯域が広く、ダイナミックレンジも広い。従来のガンマ・オキサイド系の音を維持しながら、ドルビーノイズリダクションを必要とせずクロームテープと同じような高域の伸びを目指して設計、218よりややハイ上がり、ケースは高級ブックタイプ、9.5cm/s4トラ2chでも十分納得できる音質を謳う。
発売当時の価格:SP 1200ft (7号プラ)
CLLP
CLASSIC
(クラシック)
LP

PE あり 34.5μ 350 Oe 1200 Gauss




1975年~ クラシックの150番ロングプレイテープ

発売当時の価格:SLP 1800ft (7号プラ)

CLASSIC
(クラシック)
DP

PE あり 24.9μ 350 Oe 1200 Gauss




1975年~ クラシックの200番ダブルプレイテープ

Scotch 211
NEW-DYNAENGE

PE








1972年~

Scotch 212
LN-DYNAENGE

PE
なし
50μ
325 Oe
1025 Gauss





1972年~
202ダイナレンジシリーズの諸特性を大幅に向上させたテープ。
オーディオマニア向けの高級テープ

Scotch 212
LN-DYNAENGE

PE
なし
33.5μ
325 Oe
1025 Gauss





1972年~
212の150番タイプ


Scotch 213
NEW-DYNAENGE

PE








1972年~

Scotch 214
NEW-DYNAENGE

PE








1972年~

Scotch 176 LN TPE
なし 46.2μ
325 Oe 1025 Gauss




1972年~ 低価格のローノイズシリーズ


Scotch 177
AV Series
LN TPE
なし 33.5μ
325 Oe 1025 Gauss




1972年~ 低価格のローノイズシリーズ


206

206
Scotch 206
MUSIC MASTER
LH
+3
PE
あり/Black
52.8μ
2.08mils
320 Oe
1050 Gauss
Peak 100%
Stnd 100%
(111 85%)




1969年~
1996年
ダイナレンジシリーズの第二弾『ミュージックマスターシリーズ』。
3Mが開発した最初のローノイズ・ハイアウトプット+3dBのスタジオマスタリング・テープ。201をベースにレコーディング・スタジオや放送局のマスタリングテープとして開発された。206/207で高性能テープの磁性面の裏側に弱伝導性塗料を塗布する「バックコーティング」が施されたことで、一つの流行となった。AMPEX 456が出るまで多くのデッキがリファレンステープに指定しており、日本では放送用の第二規格基準テープ
DENON DH-510の指定標準テープ

207
Scotch 207
MUSIC MASTER
LH
+3
PE あり/Black
38.4μ
1.51mil
320 Oe
1050 Gauss
Peak 100%
Stnd 100%
(111 85%)




1969年~
1996年
♯206の150番ロングプレイテープ

発売当時の価格:207-1/4-R90(7号プラ)


Scotch 201
DYNARANGE TAPE
LN Acetate なし
49.1μ
1.93mils
315 Oe 790 Gauss Peak 117%
Stnd 100%





のちに206のベースとなったローノイズテープ。206などのLHテープが登場するまでは202とともに多くのレコード会社でマスターテープとして使用された

Scotch 202
DYNARANGE TAPE

LN
PE なし 49.1μ
1.93mils
315 Oe 790 Gauss Peak 117%
Stnd 100%




1962年~ 『ダイナレンジ・シリーズ』ローノイズテープ時代の先駆者的存在
スタンダードテープである♯111に比べ-5dB低いテープノイズレベルを実現し、当時画期的な改良とされ、206などのLHテープが登場するまでは201とともに多くのレコード会社でマスターテープとして使用された

Scotch 203
DYNARANGE TAPE
LN
PE なし 36.4μ
1.43mils
315 Oe 790 Gauss Peak 117%
Stnd 100%




1962年~ 『ダイナレンジ・シリーズ』♯202のロングプレイタイプ


Scotch 175
(テンザー♯311)

TPE なし 48.3μ 285 Oe 960 Gauss




1965年~ 磁性面の耐摩耗性がスタンダードテープ(♯111)に比べ20倍も強く、高域特性に優れ、温度・湿度の変化が多い室外録音に適したテープ

Scotch 131
LOW PRINT

Acetate なし 46.3μ 270 Oe 1000 Gauss




1958年~ 転写が少ない長期保存用、マスターテープ用として周波数特性を向上させたロープリント・テープ

Scotch 136
LOW PRINT


なし








転写が少ない長期保存用、マスターテープ用として周波数特性を向上させたロープリント・テープ

Scotch 138
LOW PRINT

PE なし 46.2μ 270 Oe 1000 Gauss




1958年~ 転写が少ない長期保存用、マスターテープ用として周波数特性を向上させたロープリント・テープ

Scotch 190
Extra Play

Acetate なし
33.5μ 260 Oe 1120 Gauss




1954年~ 3Mのアセテートベースのロングプレイテープ

Scotch150 SD
PE なし 32.5μ 260 Oe 1120 Gauss




1953年~
3M初の150番ロングプレイテープ。それまでの50μ厚のスタンダードテープに対して、厚さを35ミクロンとし長時間録音を可能にした、音楽用。
1974年当時の価格:150-549(7号プラ1)1600円


Scotch 122

PE なし 53.3μ
260 Oe 1170 Gauss




1954年~

Scotch120 HO
Acetate なし 52.6μ 260 Oe 1170 Gauss




1953年~ 3Mのハイアウトプットテープ。磁性層を厚くし、磁性材の密度を上げたことでMOLで+6dBの高い特性を実現したが、高周波特性は劣化している。ローノイズ特性は持たない

Scotch102 SD
PE
なし
47.3μ 270 Oe 900 Gauss 100%



1953年~ ♯111のベース材をポリエステルに変更したもの
111
Scotch111
SD
Acetate
なし
47.3μ
1.86mils
270 Oe
920 Gauss
Peak 100%
Stnd 100%




1948年~
1971年
♯100の紙に変わり、透明なアセテートベースに、茶色のオキサイド(酸化鉄)磁性体を塗布した3Mのオープンリールテープの第二弾。業務用・家庭用を問わず長く世界の標準テープとして使われた3Mの傑作。
1953年ごろにはNHKも放送用標準テープとして使用

Scotch 101

Paper なし 50.8μ
270Oe 900 Gauss




1948年~

Scotch100
Paper
なし
55.9μ
320 Oe
550 Gauss





1947年~
3Mが独I.G.ファルベン(BASF)のマグネトフォン用テープを参考に開発した、初の米国製オープンリールテープ、ベース材は紙で磁性材はブラック・オキサイド。
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

AMPEX

1957-1995
499
499
Grand Master GOLD
LH
+9
PE









1991年~
1995年
AMPEXが開発した最高峰スタジオマスタリング・テープ
456 456
Grand Master
LH
+6
PE あり 51.3μ
2.02mils
295 Oe 1400 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+4.0dB
(38.1cm/s)
+12.3dB
(38.1cm/s)
55.0dB 1980年~
1995年
磁性層の厚さが、初期型の0.50milsから0.55milsに変更された

Grand Master
(456の初期型)
LH
+6
PE
あり
50μ
1.97mils

295 Oe
1400 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+4.0dB
(38.1cm/s)
+12.3dB
(38.1cm/s)
55.0dB
1975年~
1980年
70年代から90年代にかけて、世界のレコーディングスタジオで中心的に使用され、圧倒的評価を得ていた高性能テープ。
群を抜く魅力的な新しいサウンド、206と並ぶプロ用スタンダード(TAPE SOUND31)

AMPEX 456の特徴:406/407シリーズを同じバイアス特性のまま改良を加え「GRAND MASTER SERIES」として開発されたAMPEXの主力テープ。前年に登場したScotch250が従来機で特性が合わず敬遠されているところに登場し、マスタリング用テープとして3Mから主導権を奪って不動の地位を確立した。プロ機だけでなく民生機で使っても十分良い音が楽しめるが、製造時期によってはべたつき問題があるため敬遠する人がいる。AMPEX 456のべたつき問題は1994年ごろに顕在化し、多くのマスターテープに影響を与えた。べたつき問題は同時期の457、406、407、さらに3M226、227などにも拡大し、翌1995年にQUANTEGYへと移行することになる。

1978年当時の価格:1200ft(7号プラ)2900円
1978年当時の価格:2500ft(10号メタル)7300円
457
457
Grand Master
LH
PE
あり
36μ
1.40mils
295 Oe 1400 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+2.0dB
(38.1cm/s)
+4.0dB
(38.1cm/s)
+12.3dB
(38.1cm/s)
55.0dB 1982年~
1995年
456の150番タイプ、最初に発売されたのは7号リールだけ

1984年当時の価格:457-1511J1(7号プラ)

406
Studio Master
LH
+3
PE
あり/Black
50μ
1.97mils
290 Oe 1150 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+8.8dB
(38.1cm/s)
58dB
1970年~
1995年
456より一世代前のスタジオマスタリング・テープ日本では放送用の第二規格基準テープ
1975年当時の価格:406(10号)4800円
407
407
Studio Master
LH
+3
PE
あり/Black
36.3μ
1.43mils
290 Oe 1150 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
(38.1cm/s)
+1.5dB
(38.1cm/s)
+8.8dB
(38.1cm/s)
57dB
1970年~
1995年
457より一世代前のスタジオマスタリング・テープで150番タイプ
1978年当時の価格:1800ft(7号プラ)2700円
1978年当時の価格:3600ft(10号メタル)5600円

408

PE









~1995年
Nagra用

478

PE









~1995年
スタジオマスタリング、アーカイブ用ロープリント

632
LH
PE
なし 46.2μ
1.82mils
290 Oe 1100 Gauss 1.5dB
(19.05cm/s)
(0.5mils)
ΔE6.3
+2.0dB
(333Hz)
+3.0dB
(6.3kHz)
+3.5dB
(333Hz)
57dB ~1995年 100番タイプの音楽録音用テープ、複製用テープ
1978年当時の価格:632-17611T 2500ft(Pancake)
1978年当時の価格:632-19611T 5000ft(Pancake)

642
LH
PE
なし 32.5μ
1.28mils
290 Oe 1100 Gauss 1.5dB
(19.05cm/s)
(0.5mils)
ΔE6.3
+2.0dB
(333Hz)
+3.0dB
(6.3kHz)
+3.5dB
(333Hz)
55dB ~1995年 632の150番タイプ、
1978年当時の価格:642-17611T 3600ft(Pancake)
1978年当時の価格:642-19611T 7200ft(Pancake)

GRAND MASTER SERIES
356

PE
あり
50μ
1.97mils
305 Oe 1400 Gauss



55dB

グランドマスターシリーズの100番スタンダードプレイテープ
1978年当時の価格:1200 GRAND MASTER(7号プラ)
1978年当時の価格:2500 GRAND MASTER(10号メタル)

GRAND MASTER SERIES
357

PE
あり
35.6μ
1.40mils
305 Oe 1400 Gauss



53dB

グランドマスターシリーズの150番ロングプレイテープ
1978年当時の価格:1800 GRAND MASTER(7号プラ)
1978年当時の価格:3600 GRAND MASTER(10号メタル)

PLUS SERIES
332

PE
なし
46.7μ
1.84mils
295 Oe 1130 Gauss






1976年当時の価格:1200 (7号プラ)

PLUS SERIES
342

PE
なし
33μ
1.30mils
295 Oe 1130 Gauss






1976年当時の価格:1800 (7号プラ)

20/20+ SERIES
372

PE
あり
50μ
1.97mils
285 Oe 1150 Gauss



52dB

406の一般ユーザー向けである20/20+SERIESの100番スタンダードプレイテープ

20/20+ SERIES
373

PE
あり
36.3μ
1.43mils
285 Oe 1150 Gauss



51dB

406の一般ユーザー向けである20/20+SERIESの150番ロングプレイテープ

414
404 SERIES
LN
Acetate なし
48.8μ
1.92mils
285 Oe 880 Gauss 100%
※AMPEX 611 Reference Tape比



48dB



434
404 SERIES
LN
PE
なし
48.8μ
1.92mils
285 Oe 880 Gauss 100%
※AMPEX 611 Reference Tape比



48dB
一般ユーザー向けハイアウトプットテープの100番スタンダードプレイテープ

444
404 SERIES
LN
PE
なし
36μ
1.42mils
285 Oe 880 Gauss 100%
※AMPEX 611 Reference Tape比



46dB
一般ユーザー向けハイアウトプットテープの150番ロングプレイテープ

911
900 SERIES

Acetate









900シリーズのアセテートベース100番スタンダードプレイテープ
1967年当時の価格:150ft(3号)
1967年当時の価格:600ft(5号)
1967年当時の価格:1200ft(7号)


921
900 SERIES

Acetate









900シリーズのアセテートベース150番ロングプレイテープ
1967年当時の価格:225ft(3号)
1967年当時の価格:900ft(5号)
1967年当時の価格:1800ft(7号)


931
900 SERIES

PE
(Myair)










900シリーズのマイラーベース100番スタンダードプレイテープ
1967年当時の価格:600ft(5号)
1967年当時の価格:1200ft(7号)

941
900 SERIES

PE
(Myair)










900シリーズのマイラーベース150番ロングプレイテープ
1967年当時の価格:225ft(3号)
1967年当時の価格:900ft(5号)
1967年当時の価格:1800ft(7号)


951
900 SERIES

PE
(Myair)










900シリーズのマイラーベース200番ダブルプレイテープ
1967年当時の価格:300ft(3号)
1967年当時の価格:1200ft(5号)
1967年当時の価格:2400ft(7号)


631
Professional Series

PE
なし
46.7μ
1.84mils
264 Oe 958 Gauss

1

51dB


1979年当時の価格:600ft(5号プラ)
1979年当時の価格:1200ft(7号プラ)
1979年当時の価格:2500ft(10号メタル)

641
Professional Series

PE
なし
33μ
1.30mils
264 Oe 958 Gauss




50dB


1979年当時の価格:900ft(5号プラ)
1979年当時の価格:1800ft(7号プラ)
1979年当時の価格:3600ft(10号メタル)

651
Professional Series

TPE
なし
22.9μ
0.9mils
264 Oe 958 Gauss



49dB


1979年当時の価格:1200ft(5号プラ)
1979年当時の価格:2400ft(7号プラ)

671
Professional Series

PE
なし
24.6μ
0.97mils
264 Oe 958 Gauss



49dB


1979年当時の価格:2400ft(7号プラ)

611
600 SERIES

Acetate なし
48.3μ
1.9mils
260 Oe 900 Gauss 100%



48dB
「600Series professional Audio Tape」のアセテートベース100番スタンダードテープ
ロープライスの汎用テープシリーズ

621
600 SERIES


Acetate なし
35.6μ
1.4mils
260 Oe 900 Gauss 100%




600シリーズのアセテートベース150番ロングプレイテープ

631
600 SERIES

PE なし 48.3μ
1.9mils
260 Oe 900 Gauss 100%




AMPEXが60年代に開発した「600 Series professional Audio Tape」のポリエステルベース100番スタンダードテープ。
ポリエステル(マイラー)ベースを使った耐久性の高いテープ

641
600 SERIES

PE なし 35.6μ
1.4mils
260 Oe 900 Gauss 100%



1960年~
1995年
600シリーズのポリエステルベース150番ロングプレイテープ

651
600 SERIES

TPE なし 22.9μ
0.9mils
260 Oe 900 Gauss 100%




600シリーズの>ポリエステルベース200番ダブルプレイテープ

661
600 SERIES

TPE なし 17.8μ
0.7mils
260 Oe 900 Gauss 100%



1968年~ 600シリーズのポリエステルベース300番トリプルプレイテープ

511
500 SERIES

Acetate

260 Oe 900 Gauss







521
500 SERIES

Acetate

260 Oe 900 Gauss







531
500 SERIES

PE

260 Oe 900 Gauss







541
500 SERIES

PE

260 Oe 900 Gauss







551
500 SERIES

TPE

260 Oe 900 Gauss







536
500 SERIES












低速録音用の100番スタンダードプレイテープ
1967年当時の価格:1200(7号)

546
500 SERIES












低速録音用の150番ロングプレイテープ
1967年当時の価格:1800(7号)
1967年当時の価格:1200(7号太ハブ)


556
500 SERIES












低速録音用の200番ダブルプレイテープ
1967年当時の価格:2400(7号)

411
400 SERIES

C
Acetate


290 Oe 950 Gauss







421
400 SERIES

C
Acetate


290 Oe 950 Gauss







431
400 SERIES

PE
(Myair)



290 Oe 950 Gauss







441
400 SERIES

PE
(Myair)


290 Oe 950 Gauss







451
400 SERIES

TPE
(Myair)


290 Oe 950 Gauss







311
300 SERIES

Acetate

260 Oe 900 Gauss





「Irish Recording Tape 00 SERIES 」
AMPEXがOrradio(Irish Tape)を買収後に発売した初期のテープ。1962年ごろまで「Irish」の名を使用していた

321
300 SERIES

Acetate

260 Oe 900 Gauss







331
300 SERIES

PE

260 Oe 900 Gauss







341
300 SERIES

PE

260 Oe 900 Gauss







351
300 SERIES

TPE


260 Oe 900 Gauss







467
DR
PE










デジタルレコーダー用テープ、アナログデッキでは使用できません
for NAGRA-D、PD、DASH
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴

QUANTEGY

1996-2007

GP9
LH
+9
PE
あり 53.9μ
370 Oe
1600 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
+1.1dB
+17.5dB
(38.1cm/s)
58.0dB
1998年秋~
2007年
『Grandmaster Platinum +9』
3Mが合流後に、499と3M 996をベースに開発された、超高性能スタジオマスタリング・テープ。鮮やかなメタリック・レッドのフランジがトレードマーク。
GP9の特徴:“超高出力”“超ローノイズ”を目標としてQUANTEGYが最後に開発した史上最高性能のオープンリールテープ。1998年秋に発売された本テープは499よりさらに低いノイズフロアを実現し、デジタル・レコーディングが標準となった時代に“デジタル並みのノイズフロアでアナログの暖かさ”を実現、現在でも多くのレコーディングエンジニアやミュージシャンから絶大な評価を得ている。日本でも2018年に厳重に保管されていたGP9を使ったレコーディングが行われている。+9dBの高出力を得るために磁性材とバインダーの比率は通常のテープより3%高くなっている(通常は65%)。通常バインダーの割合が少なくなると磁性材が剥がれやすいなどのマイナス面が出るが、GP9ではバインダーの加水分解によるテープのべたつき対策も含めた新バインダーシステムを採用しており、磁性材が剥がれ落ちることは無い。レコーディングの使用例としては、まずGP9で16トラックのマルチトラック・レコーディングを行い、それをProToolsに立ち上げてミックス、そのデータを再びAMPEXATR-102の1インチ2トラックレコーダーを使ってGP9でマスターテープを得るという手法が用いられた。ただ、最終ロットが出荷されたのは2007年3月なので、すでに10年以上経過しており初期性能を維持しているとは言いがたいと思われる。
発売当時の価格:1/4インチ幅(2500ft Pancake)12.75ドル
発売当時の価格:1/4インチ幅(2500ft NAB)22.59ドル
発売当時の価格:1/2インチ幅(2500ft NAB)40.70ドル
発売当時の価格:1インチ幅(2500ft NAB)71.45ドル
発売当時の価格:2インチ幅(2500ft NAB)151.80ドル
発売当時の価格:2インチ幅(5000ft NAB 14号)353.10ドル
499
499
LH
+9
PE
あり 51.4μ
390 Oe
1600 Gauss
4.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.5dB
+0.8dB
+17.4dB
(38.1cm/s)
58.0dB
1996年~
2007年
AMPEX 499から引き継いだ、高性能スタジオマスタリング・テープ
456
456
LH
+6
PE
あり 48.9μ
320 Oe
1500 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+2.0dB +4.0dB +12.3dB
(38.1cm/s)
55.0dB 1996年~
2007年
AMPEX 456を引き継いだ、スタジオマスタリングテープ。スタンダードバイアスで、一般のデッキで使用しても十分高音質が楽しめる

457

PE
あり







1996 年~
2007年
456 の150番タイプ

478
LH
+3
PE
あ り 52.2μ 370 Oe
1400 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.0dB
+0.0dB
+11.6dB
(38.1cm/s)
60.0dB
~2007 年 ス タジオマスタリング、アーカイブ用
480 480
LH
+3
PE
あ り 51.4μ 370 Oe
1400 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
+1.8dB
+12dB
(38.1cm/s)
60.0dB
1997 年~
2007年
SOUND ACQUISITION MASTERING TAPE
3M 908とAMPEX 478を改良してQIANTEGYが開発した、
テレビ収録や映画撮影の現場のNagra での録音用のテープ。ポータブルレコーダーに要求されるクリーンな走行性と耐久性を備え、高い転写耐性が特徴
406
406
LH
+3
PE
あ り 46.3μ
330 Oe
1300 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
+1.5dB
---
---
1996 年~
2007年
456より前の世代 のスタジオ・マスタリング・テープ。現在のスタジオレコーディング用に使うには役不足だが、一般のデッキで使用する場合に は十分高音質が楽しめる

407

PE
あ り
32.4μ
330 Oe
1300 Gauss
3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+0.8dB
+1.5dB
---
---
1996 年~
2007年
406 の150番タイプ

408














632

PE
な し
43.9μ
310 Oe
1100 Gauss

---
---
---
57.0dB
1996 年~
2007年
100 番タイプ

642

PE
な し 30.2μ
310 Oe
1100 Gauss

---
---
---
55.0dB
1996 年~
2007年
632 の150番タイプ

652

PE
な し 20.0μ
310 Oe
1100 Gauss

---
---
---
49.0dB
~2007 年
632 の200番タイプ

661

PE
な し 17.8μ
310 Oe
1100 Gauss

---
---
---
49.0dB
~2007年
300番タイプ、ボイス・グレードのテープ

467
DR
PE
あ り
27.1μ
710 Oe
1400 Gauss





~2007年
デジタルレコーダー用テープ、幅は1/4、1/2インチと1インチ
アナログデッキでは使用できません

















ATR

2007-
MASTERTAPE
MASTER TAPE
(3代目?)
LH
+6
PE
あり
49.5μ
1950u-in
330 Oe 1400 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.2dB
(38.1cm/s)
+1.0dB
(38.1cm/s)
+12dB
(38.1cm/s)
56dB
2016年?~
MDS-36の発売と同時期あたりで、2度目の仕様変更 か?

※テクニカルデータの発行時期により数値が異なるため(特にテープの厚さと磁気特性)、MASTER TAPEを三世代に分類しました。この分類は誤りであるかもしれません
MDS-36
MDS-36
LH
+6
PE
あり
37.6μ
1480u-in
330 Oe
1400 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)
+1.2dB
(38.1cm/s)
+1.0dB
(38.1cm/s)
+12dB
(38.1cm/s)
54dB 2016 年~
ATRが開発したMASTER TAPEの150番ロングプレイテープ版。型番のMDSはATRの創業者マイケル・D・スピッツ(Michael D. Spitz)氏の名前から名付けられたもの。MASTER TAPEとはバイアスコンバーチブル。

MASTER TAPE
(2代目?)
LH
PE
あり
51.8μ
2.04mils
365 Oe 1590 Gauss 3.0dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)


+16.5dB
(76.2cm/s)
60.0dB
最初の仕様変更?
ATRMT
MASTER TAPE
(初代)
LH
PE
あ り
57.9μ
2.28mils
365 Oe
1590 Gauss
4.5dB
(38.1cm/s)
(0.25mils)


+18dB
(76.2cm/s)
60.0dB
2007 年~
ATR初のモデルでスタジオマスタリング用の高 性能テープ、ATRは現行唯一の「Made in USA」テープ製造メーカー
2008年にTEC賞を受賞
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

SONY

1950-2001







SONYPLN
SONYPLNL
PLN
(薄緑箱)
LH
PE
あ り
50μ






56dB

Professional Low-Noise High -Output low-Print Back Corted Tape。放送用の第二規 格基準テープで、放送用として必要な高度な均一性と信頼性、転写が少ないこと、完全な帯電防止処理という条件を満たした テー プ、S/N比58dB以上、箱の38μはベース厚表記。1990年代後半まで放送現場で主力で使われていたので、程度の良 い中古はまだ十分使える
発売当時の価格:PLN-90B(5号・太ハブ・黄色箱)
発売当時の価格:PLN-185B(5号プラ)
発売当時の価格:PLN-370B(7号プラ)
発売当時の価格:PLN-740B(R-11A 10号メタル)

PLN
(旧黒箱)













RPA
PRA
LN
PE

36μ






1979年1月~
一般用途向けのテープ。MYに始まり、Super、 Super Aと続いたSONYのポリエステルベースを使った一般録音用150番ロングプレイテープ「スーパー・テープ(7号片面45分)」系列の最終型
発売当時の価格:PRA-3-90(3号プラ)
発売当時の価格:PRA-52-185(5号プラ)
発売当時の価格:PRA-5-275(5号プラ)
発売当時の価格:PRA-72-370(7号プラ・太ハブ)1050円
発売当時の価格:PRA-7-550(7号プラ)1350円

ULH
BD
LH PE あ り 26μ 320 Oe 1200 Gauss 108%
JIS C-5540比


+1.0dB
(400Hz)
52dB 1978 年10月~ ULH の200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:ULH-7-740BD(7号プラ)3500円

ULH
L
LH PE な し
36μ 320 Oe 1200 Gauss 108%
JIS C-5540比


+1.0dB
(400Hz)
54dB 1978 年10月~ ULH のノンバックコーティング版
1978年当時の価格:ULH-72-370(7号プラ・太ハブ) 1500円
1978年当時の価格:ULH-7-550(7号プラ)2000円
1978年当時の価格:ULH-11-1100(10号プラ)4000円
SONYULHBL
ULH
BL
LH PE あ り/Black 36μ 320 Oe 1200 Gauss 108%
JIS C-5540比


+1.0dB
(400Hz)
54dB 1978 年10月~ ULH のバックコーティング版
1978年当時の価格:ULH-72-370BL(7号プラ・太ハブ) 1700円1978年当時の価格:ULH-5-275BL(5号プラ)2400円
1978年当時の価格:ULH-7-550BL(7号プラ)2400円
1978年当時の価格:ULH-11-1100BL(10号)5500円
SONYULHBS
ULH
BS

LH
PE
あ り
50μ
320 Oe 1200 Gauss 110%
JIS C-5540比


+2.0dB
(400Hz)
57dB
1978 年9月~
ULHの第一弾、生 録やFMエアチェックのマスターテープとして登場した100番スタンダードプレイのテープ、
テープレコーダーに柔軟な広いバイアス特性(SONYの広告より)
発売当時の価格:ULH-11-740BS(10号メタル)5000
ULH の特徴:SLHに続くローノイ ズ・ハイアウトプット・テープで、周波数特性とダイナミックレンジを向上させたSONY最後のコンシューマー向けオープン テープ。Superの上はUltraとのネーミング『Ultra Low-Noise Hi-Output』。保磁力と残留磁束密度が大きい高性能磁性体を採用
DUAD
DUAD
デュアド
LH PE
あ り/Black 36μ
300 Oe
1500 Gauss
120%
JIS C-5540比


+4.5dB
(400Hz)

(19.05cm/s)
51dB
1974 年~
世 界初の磁性材を2層塗りした磁気録音テープ、発売当初の名称は『デュアド・フェリクローム・レコーディングテープ』
206に比べ2dBほど感度が高い(TAPE SOUND16)

DUAD の特徴:70年代中盤に登場した SONYを代表する高性能テープの一つで、 デッキとテープの両方を手がけるSONYが「真に音質の良いテープはどうあるべきか?」を問い、導き出した回答。世界で初めて全く性質の異なる2つの磁性 材をベースフィルムに二重コーティングしたもので、それぞれの磁性体の特徴だけを引き出したとしている。下層に中低域特性の優れた低抗磁力磁性体(ガ ンマヘマタイト・二酸化鉄)を8μに塗布し、上層には高域特性の優れた高抗磁力磁性体(二 酸化クローム)を4μ塗布している。このことは録 音ヘッドからの磁気信号をテープにテープに記録する場合、高音はテープ表面に近い部分に、低音がテープ表面より奥の部分に記録されるという磁気録音の原理 に則ったもの。これによって低域から高域まで全帯域に渡り最大出力が向上し、ダイナミックレンジが飛躍的に拡大。最大出力は400Hzで+4.5dB、 12.5kHzで+7dB、20kHzでは+10dBを誇り、録音感度も+2.5dB(JIS C-5540比) となっている。さらに38cm/s時には第3高調波歪みが0.1%を切るなど、これまでのハイファイテープでは不可能であった特性が実現された。使用時の 最適なテープセレクトポジションは当然「Fe-Cr」だが、ピークバイアスがほぼフラットなため低歪み率を示すバイアス値の範囲が十分広いので100%バ イアスでも歪みの少ない領域になっていることから、SLHやLHポジションでも歪みの少ない、周波数特性も聴感上フラットに近い状態で使うことが出来ると いう。 発売当時の価格:DUAD-5-275-BL(5号 プラ)1700円
発売当時の価格:DUAD-72-370-BL(7号プラ・太ハブ)
1974年当時の価格:DUAD-7-550-BL(7号プラ)3500円
1974年当時の価格:DUAD-11-1100-BL(10号メタル)7800円

SLH
SLH Last Ver.
SLH
(青箱)
LH
PE な し
36μ

※108%



1975 年~
そ れまでの銀箱からDUADと同系のパッケージデザインに一新したSLHの最終版
発売当時の価格:SLH-370(7号プラ・太ハブ)1500 円
発売当時の価格: SLH-550(7号プラ)2000円
発売当時の価格:SLH-1100(10号プラ)4000円
SLH-BL
(青箱)
LH PE あ り 36μ

※108%



1975 年~ そ れまでの銀箱からDUADと同系のパッケージデザインに一新したSLHの最終版本バー ジョンのBLシリーズで新たに5号リールを発売
発売当時の価格:SLH-5-275-BL(5号プラ)1200円
発売当時の価格:SLH-72-275-BL(7号プラ・太ハブ)1200円
発売当時の価格:SLH-72-370-BL(7 号プラ・太ハブ)1700円
発売当時の価格:SLH-7-550-BL(7 号プラ)2400円
発売当時の価格:SLH-11-1100-BL(10号メタル)5500円
SLH-BD
(青箱)
LH PE
あ り
24μ

※108%



1975 年~ そ れまでの銀箱からDUADと同系のパッケージデザインに一新したSLHの最終版、200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:SLH-7-740-BD(7号プラ)3500円
SLH
SLHS
SLH-7-550BLK
(黒プラケース&メタルリール)
LH PE あ り/Black 36μ

108%


52dB 1973年~
1975年
SLH の第4弾その1、豪華版メタル7号リールと黒プラケース
『SLHデラックス』の
150番ロングプレイテープ
1973年当時の価格:SLH-7-550BLK(7号メタル)3200円
SLH7- 740BDK
(黒プラケース&メタルリール)
LH PE あ り/Black 26μ


108%


52dB 1973年~
1975年
SLH の第4弾その1、豪華版メタル7号リールと黒プラケース
『SLHデラックス』の
200番ダブルプレイテープ
1973年当時の価格:SLH-7-740BDK(7号メタル)4500円






SLH-1100
銀箱
LH PE なし
36μ

108%


52dB 1973年~
1975年
SLH の第4弾その2、普及型10号テープ
リールはトライデントHUBのプラスチックリール採用
1973年当時の価格:SLH-11-1100(10号プラ)3200円

SLH-7-740BD
銀箱
LH
PE
あ り/Black 24μ


108%


52dB 1972年12月~
1975年
SLH の第3弾、12μ厚の強 化ポリエステルベースを使ったダブルプレイテープ、7号リールの19cm/sで片面60分の録音が可能
1972年当時の価格:SLH-7-74BD(7号プラ)4000円

SLH-11-1100-BL
銀箱
LH PE あ り/Black 36μ

108%


52dB 1972年12月~
1975年
SLH の第2弾、バックコートシリーズの追加版
1972年当時の価格:SLH-11-1100-BL(10号 メタル)4500円

SLH-72-275-BL
(銀箱)
LH PE あ り/Black 36μ

108%


52dB 1972年12月~
1975年
SLH の第2弾、バックコートシリーズの追加版、19cm/sで片面22分30秒、両面で45分の録音時間で「LP1枚分がすっぽり入る」長さが売り
1972年当時の価格:SLH-72-275-BL(7 号プラ・太ハブ)950円

SLH 11-740B
(銀箱)
LH
PE
あ り/Black 44μ 300 Oe 1100 Gauss 108%


52dB 1971年~
1975年
SLH の第2弾、バックコートシリーズ
1971年当時の価格:SLH-11-740B(10号メタル)4000円

SLH 72-370-BL
SLH 7-550-BL
(銀箱)
LH PE あ り/Black 36μ

108%


52dB 1971年~
1975年
SLH の第2弾、バックコートシリーズ
1971年当時の価格:SLH-72-370B-L(7号プラ・太ハブ) 1550円
1971年当時の価格:SLH-7-550B-L(7号プラ)2400円
SLH
SLH First Ver.
SLH 370
SLH 550

(銀箱)
Super Low-Noise Hi-Output
LH
PE な し
36μ 300 Oe 1100 Gauss 108%

0.5dB
(19.05cm/s)
+1.5dB
(19.05cm/s)


52dB 1969 年8月~
1975年
SLHの初期型、ス タンダードシリーズ。
SONYがBASFのPES35LHに対抗して開発した国産初のローノイズ・ハイアウト プット・テープで、音楽テープにも広く使われた
SONYの70年代の主力テープ、バイアス ノイズは+3~4dB、出力レベルは+1.5dB、当時の広 告では「19センチで<38センチ>の音が楽しめます」
SLH の特徴:Super Low-noise Hi-outputの名前通り、超低雑音、高出力、広い周波数特性とダイナミックレンジ、一段と低い歪みなど、音楽録音用テープとして当時理想的な特性を 誇った、70年代のSONYのオープンリールテープを代表する高性能テープ。磁性材の均一分散と、高密度化で全周波数帯域にわたり高出力で、広いダイナ ミックレンジを得ている。それまで高微粒子磁性粉で は高出力テープは困難とされてきたが、これによってバイアス雑音(ヒスノイズ)も3~4dB低くすることが出来た。また信号が入ったときに発生する変調雑 音(モジュレーションノイズ)が従来のテープに比べ約5dBも低くなっていることで、すっきりした透明な音を得ている。歪み率も従来のテープよりも小さ く、したがってこれまでのテープよりも高いレベルで録音しても歪みにくく、ピークレベルは3dB高くなっている。さらに高域のリニアリティが良くこのクラ ス最高の周波数特性を誇る。また、ドロップアウトを極力抑えるため除塵空気中において磁性材を塗布、表面処理工程の改良による平滑化によってヘッドタッチ も良く、高域のレベル変動も少ない。(SONY SLHのカタログより)
発売当時は素晴らしい高性能テープで、本テープを使った音楽テープは“保存状態さえ良ければ”LPをしのぐ市販音楽ソフト最高 クラスの高音質を楽しむこと が出来るが、一部には磁性材の粉落ちや剥離、バックコートのトラブルなど状態の悪い物も多く、中古での入手は敬遠するユーザーもいる。
発 売当時の価格:SLH-370(7号プラ・太ハブ)1300円
発売当時の価格:SLH-550(7号プラ)1800円

CBSソニー、キング、グラモフォンの3社は、1969年10月に音 楽テープをそれまでのHFから一斉にSLHに切り換えている


HF 550
Hi-Fidelity

PE
36μ







1968 年8月~
当初太ハ ブだけで発売されたHFの細 ハブ巻きのロング版。
1968年当時の価格:HF-550(7号プラ)1600円
HF 370
Hi-Fidelity

PE









1968 年~
SLH より前の世代のSONYの音楽録音用オープンテー プで、CBSソニーの音楽テープ用に供給していたテープをマニアの要望に応えて市販した物。当 時は『ESシリーズ』『MASTER RECODING シリーズ』とも言っていた。新配合のハイファイ用磁性材を使い、低域から高域まで澄み切った音質と、Super150より優れたS/N比で好評を博す、「4 トラック・ステレオ録音に最適なマニアのテープ」
音楽テープに使用していたのはCBSソニー、キング、グラモフォンで、1969年10月に一斉ににSLHに切り換え
1968年当時の価格:HF-370(7号プラ・太ハブ)1100円

LS
LOW SPEED
低速録音用テープ

PE









9.5、4.75cm/sの低速しかない小型録音機でも 美しい音質で録音できるテープ
発売当時の価格:LS-3(3号プラ)330円
発売当時の価格:LS-5(5号プラ)850円
LL
SUPER 150
LANGUAGE LABORATORY

PE









一般には市販されていなかった学校専用テープ
発売当時の価格:TYPE S-52L(5号プラ・太ハブ)
SuperA Super A

PE あ り
36μ






1968 年8月~1979年1月
広 範囲な用途に使える70年代のSONYの標準テープで、MY、SUPERに続くSONYのポリエステルベースを使った150盤ロングプレイテープの第三世 代バージョン。
発売当時はヘッドタッチが良く廉価で長く販売されたことから中古でも多く出回るが、ほとんどが40年以 上経過しており満足に使用できるものは少ない
1974年当時の価格:A3-30(3号プラ)円
1974年当時の価格:A5-60(5号プラ・太ハブ)500円
1974年当時の価格:A5-90(5号プラ)660円
1974年当時の価格:A7-120(7号プラ・太ハブ)900円
1972年当時の価格:A7-180(7号プラ)1200円
SONYSDL
SUPER 150
デラックス

PE

36μ







1967 年
一 般ユース用として特性的には最も標準的なテープ、ヘッドタッチが良く、あらゆるタイプのテープレコーダーに適する、5 号と7号はポリプロピレンのケース入り
1967年当時の価格:S3 93m(3号プラ)300円
1967年当時の価格:S5 275m(5号プラ・プラケース)780円
1967年当時の価格:S7-180 550m(7号プラ・プラケース)1450円
SUPER 150
SUPER 150

PE









1966 年6月~ 7 号と5号はポリプロピレン製のハードケースで赤ラベル
1967当時の価格:S3-(3号プラ)
1967当時の価格:S5-90(5号プラ・プラケース)
1967当時の価格:S7-180(7号プラ・プラケース)
S200 SUPER 200
ダブル

PE

24μ







1967 年1月~
※輸出は1966年4月~
強 化ポリエステルベースを使った薄型テープ、長時間の音楽録音用
1967年当時の価格:2S-3-124m(3号プラ)450円
1967年当時の価格:2S-5-270m(5号プラ)1250円
1967年当時の価格:2S-7-740m(7号プラ)2500円
SONYS300T
SUPER 300
トリプル

PE

19μ








強 化ポリエステルベースを使った薄型テープ
小型テープレコーダー用で3号のみ
1967年当時の価格:3S-3-185m(3号プラ)600円
s150B
SUPER 150

PE








1964 年12月~
7号と5号はポリプロピレン製のハードケースで 青ラベル
発売当時の価格:SUPER-150 S-3(3号プラ)300円
発売当時の価格:SUPER-150 S-5(5号プラ・プラケース)780円
発売当時の価格:SUPER-150 S-6(6号プラ)1000円
発売当時の価格:SUPER-150 S-7(7号プラ・プ ラケース)1450円
SUPER 200
SUPER 200












スー パーシリーズの200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:2S-3(3号プラ)450円
SUPER 300 SUPER 300












スーパーシリーズの300番トリプルプレイテー プ
発売当時の価格:3S-3(3号プラ)
super
SUPER

PE

35μ






53dB 1962 年11月~ ベー ス材に東レ製のテトロンを使用したポリエステルベースの150番ロングプレイテープ。当時最も多く使われていたアセテート ベースに比べ、湿度、温度、熱の変化に断然強く、機械的ショックに対しても飛躍的に丈夫になったとした。
発売当時の価格:スーパー5(5号プラ)780円
発売当時の価格:スーパー7(7号プラ)1450円
JAZZ
word
SUPER

PE

35μ







1963 年6月~ 異 なる6種類のパッケージが追加された150番ロングプレイテー プ。ベース材のポリエステルには東レ製のテトロンを使用。クラシック、ジャズ、邦楽、英会 話、家庭・ビジネス、レッスン、の用途別化粧箱。
発売当時の価格:S-5(5号プラ)780円
発売当時の価格:S-7(7号プラ)1450円

1963年8月追加
発売当時の価格:S-6(6号プラ)
SONYMY
MY

PE









1962年2月~
SONYの初の150番ロングプレイテープ。ベース材に初めてポリエステルを使用
1962年当時の価格:MY-5(5号プラ)930円
1962年当時の価格:MY-7(7号プラ)1700円
professional Professional
Acetate
50μ







1969年4月~

発売当時の価格:PY-7(7号プラ)
PY04
SONY TAPE 100

Acetate








1967 年12月~ SONY のアセテートベーステープ「PY」シリーズの第4世代パッケージで、リールを半分あしらった60年代中盤以降のSONYの代表的なパッケージデザイン
1968年当時の価格:PY-3(3号プラ)180 円
1968年当時の価格:PY-5(5号プラ)550 円
1968年当時の価格:PY-7(7号プラ)1000 円
PY
SONY TAPE 100
(白箱)

Acetate








1961年4月~
SONYのアセテートベーステープ「PY」シリーズの第3世代パッケージ。通称「白箱」で国内専用のデザイン
1967年当時の価格:PY-3(
3号プラ)180 円
1967年当時の価格:PY-5(5号プラ)550円
1967年当時の価格:PY-7(7号プラ)1000 円

SUPER TAPE 200













PY2 SONY TAPE
PY

Acetate
49μ






1960 年11月~
SONY のアセテートベーステープ「PY」シリーズの第2世代パッケージで、通称「赤箱」。このパッケージから正式に「SONY」のブランドネームが使用された。 輸出用は5月に変更され1964年12月までこのまま継続。
発売当時の価格:PY-10-740m(10 号メタル
発売当時の価格:PY-7(7号プラ)1000 円
発売当時の価格:PY-5(5号プラ550円
発売当時の価格:PY-3(3号プラ180円
PY
Soni-Tape
PY-100

Acetate
49μ







1958 年4月~
SONY のアセテートベーステープ「PY」シリーズの初期型パッケージ版。この箱までがSONYではなく「Soni」テープの表記 で、カタカナ名も「ソニ・テープ」。放 送規格に準拠して製造された標準テープで、放送用にはこのテープの選別品が出荷されていた。
発売当時の価格:PY-11-740m(10 号メタル)2250円
発売当時の価格:PY7-370m(7号プラ)1000 円
発売当時の価格:PY5-185m(5号プラ)550円
発売当時の価格:PY3-62m(3号プラ)180 円
新 パッケージ
1955年8月~
PW New
Soni-Tape
PW
(新)

Acetate なし 40μ


200Hz
19cm/s
NHK標準比
-4dB


52.1dB
1954年11月~
1958年3月
PWの磁性材をブラック・マグネタイトに変更した改良 型、磁性材層の厚みは13μ、
1954年当時の価格:PW-11(11号)3700円
1954年当時の価格:PW-7(7号)1680円
1954年当時の価格:PW-5(5号)880円
1954年当時の価格:PW-3(3号)440円
KW
Soni-Tape
KW
(新)

Paper な し 42μ


200Hz
19cm/s
NHK標準比
-6dB


48.8dB
1954 年11月~
1958年3月
KW の磁性材をブラック・マグネタイトに変更した改良 型、磁性材層の厚みは10μ、
1954年当時の価格:KW-10(10号)2500円
1954年当時の価格:KW-7(7号)990円
1954年当時の価格:KW-5(5号)490円
1954年当時の価格:KW-3(3号)230円

Soni-Tape
PW

Acetate なし 40μ


200Hz
19cm/s
NHK標準比
-7dB


49.6dB
1952年10月~
1954年末
SONYが開発した三番目の国産オープンリールテープ。米 国製のアセテートベースを輸入して採用したSONY初のプラスチックベースのオープンリール・テープ、磁性材はKWと同じ く茶色いガンマヘマタイト(γ-Fe2O3、 磁性材層の厚みは10μ、
発売当時の価格:PW-10(10号)3600円
発売当時の価格:PW-7(7号)1680円
発売当時の価格:PW-5(5号)880円
発売当時の価格:PW-3(3号)440円

Soni-Tape
KW

Paper
な し
50μ


200Hz
19cm/s
NHK標準比
-16dB


52.5dB
1951 年3月~
1954年末
SONY が開発した、KAに続く2番目の国産オープンリールテープ、磁性材を茶色いガンマヘマタイト(γ-Fe2O3) に変更、磁性材層の厚みは6μ、リールにプラスチックリールを採用
発売当時の価格:KW-7(7号)990円
発売当時の価格:KW-5(5号)490円
発売当時の価格:KW-3(3号)230円

SONI-TAPE
KA

Paper
なし 50μ


200Hz
19cm/s
NHK標準比
-19dB


---
1950年7月~
1953年10月
SONYが独自開発した記念すべき日本初の国産オープン リールテープ。ほとんど参考資料が無い状態の中、手探りで完成させた。本州製紙の麻混の長 繊維クラフト紙のベースに、蓚酸鉄を熱分解したブラック・マグネタイト(Fe3O4)を塗 布したもので、磁性材層の厚みは6μ。発売当初は「磁気録音用ソニテープ」の名称だけで特 に型式名はなく、KAの名称は後に付け られた当時はまだ「Made in Occupide Japan」の表記。
発売当時の価格:KA-10(10号、3000円)
1950年当時の価格:KA-7(7号、1800円)
1950年当時の価格:KA-5(5号、1100円)
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

maxell

1961-2002



PM50
PM50
LH PE あ り
50μ 330 Oe
1500 Gauss 100%
※NAB第二規格基準テープ比


+11dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
55dB
~2002 年
マ クセルのプロ用マスターテープ、PMは『PROFESSIONAL MASTER』の略、放送用の第二規格基準テープ
磁性材は高性能ガンマ磁性酸化鉄を採用。耐摩耗性に優れた磁性層とバックコート層で耐久性に優れ、安定した走行性も魅力。
2000当時の価格:PM50-5LB(5号プラ太ハブ)
2000当時の価格:PM50-5B(5号プラ)
2000当時の価格:PM50-7B(7号プラ)
2000年当時の価格:PM50-10B(10号)
PM50
Prodessional
Master Tape
PM50
(初期型)
LH

あ り
50μ








発売当時の価格:PM50-10B(10号)
XL1BQ
XL I  BQ
LH PE あ り
50μ
330 Oe 1500 Gauss 100%
※NAB第二規格基準テープ比


+14dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
53dB 1985年7月~2002 年
マ クセルの音楽用高性能テープXL1のプロ用タイプ。BQは『BROADCAST QUALITY』の略で、PMシリーズとは別に音楽性の高いXL1を加えてラインナップを充実させた。
磁性材はPMとは異なり、マクセル独自のエピタキシャル磁性材を採用。エピタキシャル磁性材は中低域に優れた特性を持つガンマ磁性材と、高域特性に優れたコバルトフェライトを複合結晶させたもの。
余裕のあるMOLと広いダイナミックレンジで、PMとの比較で中低域(400Hz)で3dB、高域では3~4dBも高い。
発売当時の価格:50-15LB(5号太ハブ)
発売当時の価格:50-30B(5号プラ)
発売当時の価格:50-60B(7号プラ)
発売当時の価格:50-120B(10号メタル)

XL II 35
(左縦金黒箱)
EE
PE
35μ







パッ ケージを一新し、XL I (左縦銀黒箱)とUD(青黒箱)の3タイプそろった、マクセル のコンシューマー向けテープ最終セットのEEテープ
発売当時の価格:XL II 35-180(10号メタル)
発売当時の価格:XL II 35-90(7号プラ)
発売当時の価格:XL II 35-60(7号プラ太ハブ)

XL II 35
(左中筋金黒箱)
二代目
EE PE
35μ









XL II 35
(下横金黒箱)
初代
EE
PE
35μ
560 Oe
1500 Gauss




58dB/
53dB
(60/90)
1981 年8月~
カ セットのハイポジ用に使用していたエピタキシャル磁性体を使用したEEポジションテープ。従来の酸化鉄系のテープに比べ、高い保持力と大きな残留磁束密度 を有しており、高域特性の大幅な向上を可能にし、特に低速における高質録音を可能とした
1981当時の価格:XL II 35-180(10号メタル)7800円
1981当時の価格:XL II 35-90(7号プラ)3400円
1981当時の価格:XL II 35-60(7号プラ・太ハブ)2500円
XLI
XL I  50
(左縦銀黒箱)
LH PE
あ り
50μ






~2002 年
マ クセルの最後のコンシューマー用最高峰テープ、
2000年当時の価格:XL I  50-15LB(5号太ハブ)
2000年当時の価格:XL I  50-30B(5号)
2000年当時の価格:XL I  50-60B(7号)
2000年当時の価格:XL I  50-120B(10号メタル)
XL I  35
(左縦銀黒箱)
LH PE
あ り
35μ







マ クセルの最後のコンシューマー用最高峰テープ、
発売当時の価格:XL I  35-90B(7号)
発売当時の価格:XL I  35-180B(10号メタル)
XLI XL I  50
(左中筋銀黒箱)
LH PE あ り
50μ









XL I  35
(左中筋銀黒箱)
LH PE あ り
35μ









XL1 XL I  50
(下横銀黒箱)
LH PE あ り
50μ







1981 年7月~
EE テープであるXL2発売と同時にモデルチェンジしたXLシリーズの第2世代バージョンの100 番スタンダードプレイテープ。マクセルのコンシューマー用ノーマルポジションの最高峰テープ。
1981当時の価格:XL I 50-120B(10号メタル)5750円
1981当時の価格:XL I 50-46B(7号プラ)1500円
XL1 XL I  35
(下横銀黒箱)
LH PE あ り
35μ







1981 年7月~ XL シリーズの第2世代バージョンの、150番ロングプレイテープ。
1981当時の価格:XL I 35-180B(10号メタル)6300円
1981当時の価格:XL I 35-90B(7号プラ)2750円
1981当時の価格:XL I 35-60B(7号プラ)1950円
UDXL UD-XL
LH
PE あ り
50μ
325 Oe
1350 Gauss
--5%
※NAB第二規格基準テープとの偏差


+14dB
(400Hz)
49dB 1977 年3月~1981年
マ クセル自慢のエピタキシャル磁性体を使い、バックコートを標準装備して、クラス最高を目指して作られた高性能テープ。高MOL と低歪みを実現し広いダイナミックレンジを得て、独自のバインダシステムにより、磁性材を高密度化し高域までフラットに伸びる優れた周波数特性を保持。
発売当時の価格:UD-XL 50-120B(10号メタル) 5000円
発売当時の価格:UD-XL 50-46B(7 号プラ・太ハブ)1200円
UD-XL
LH
PE あ り
35.5μ
325 Oe 1350 Gauss


+14dB
(400Hz)
49dB 1977 年3月~1981年 150 番のロングプレイテープ
発売当時の価格:UD-XL 35-180B (10号メタル) 5500円
発売当時の価格:UD-XL 35-90B(7 号プラ)2400円
発売当時の価格:UD-XL 35-60B(7 号プラ・太ハブ)1750円
UD
  UD Last Ver.
UD 50
(青黒箱)
LH
PE
50μ








マ クセルUDの第6世代バージョンで最終型、スタンダードプレイテープ
発売当時の価格:UD 50-120(10号)
発売当時の価格:UD 50-60(7号)
UD 35
(青黒箱)
LH
PE
35μ








マ クセルUDの最終型、ロングプレイテープ
発売当時の価格:UD 35-180(10号)
発売当時の価格:UD 35-90(7号)
発売当時の価格:UD 35-46(5号)
UD 25
(青黒箱)

PE
25μ








マ クセルUDの最終型、ダブルプレイテープ
発売当時の価格:UD 25-120(7号)
UD 18
(青黒箱)

PE
18μ








マ クセルUDの最終型、トリプ ルプレイテープ
発売当時の価格:UD 18-180(7号)
UD50
UD50
(左銀黒箱)

PE

50μ








UDの第5世代バージョンの100番スタンダードプレイ テープ
発売当時の価格:UD 50-120(10号)
発売当時の価格:UD 50-60(7号)
UD35
UD35
(左銀黒箱)

PE
35μ








UDの第5世代バージョンの150 番ロングプレイテープ
発売当時の価格:UD 35-180(10号メタル)
発売当時の価格:UD 35-180PR(10号プラ)
発売当時の価格:UD 35-90(7号)
発売当時の価格:UD 35-60(7号太ハブ)
発売当時の価格:UD 35-46(5号)
UD25
UD25
(左銀黒箱)

PE
25μ








UDの第5世代バージョンの200 番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:UD 25-120(7号)
UD18
UD18
(左銀黒箱)

PE
18μ








UDの第5世代バージョンの300 番トリプ ルプレイテープ
長時間録音用の薄手テープで、50や35と比べると中低位機の感度、MOLが多少抑えられる代わりに、高域が少し強調されるときがあるので、その場合は録音レベルを控えめにしたり、アンプのトーンコントロールなどで調整すること。
発売当時の価格:UD 18-180(7号)
UD35
UD50
(下銀黒箱)

PE な し
50μ






1981 年8月~ EE テープであるXL2発売と同時にモデルチェンジしたUDの第5世代バージョン、100番スタンダードプレイテープ
発売当時の価格:UD 50-120(10号メタル)5100円

1981当時の価格:UD 50-60(7号プラ)2100円
UD35
(下銀黒箱)

PE な し
35μ






1981 年8月~ 150 番ロングプレイテープ
1981当時の価格:UD 35-180(10号メタル)5300円
1981当時の価格:UD 35-180PR(10号プラ)4400円
1981当時の価格:UD 35-90(7号プラ)2200円
1981当時の価格:UD 35-60(7号プラ太ハブ)1650円
発売当時の価格:UD 35-46(5号プラ)1450円
UD25
(下銀黒箱)

PE な し
25μ







200 番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:UD 25-120(7号)3000円
UD18
(下銀黒箱)

PE な し
18μ







300 番トリプ ルプレイテープ
発売当時の価格:UD 18-180(7号)4200円
UD35
UD 50
(New UD)
(下金黒箱)
LH PE
な し
50μ 315 Oe 1200 Gauss



52dB 1977 年~
1981年
UD -XL発売と同時にバージョンアップしたUDの第3世代バージョン。
発売当時の価格:UD50-120(10号メタル)4600円
発売当時の価格:UD50-60(7号プラ)1900円
UD 35
(New UD)
(下金黒箱)
LH PE
な し
33.5μ 315 Oe 1200 Gauss



52dB 1977 年~
1981年
UD -XL発売と同時にバージョンアップしたNew UD
発売当時の価格:UD35-180(10号メタル)4800円
発売当時の価格:UD35-90(7号プラ)2000円
UD35B
UD 50
ULTRA DYNAMIC
Back coated
LH
PE あ り
50μ







1974 年10月~
1977年
UD の第2世代バージョンで、マニアの 強い要望に応えて開発したバックコート版100番スタンダードプレイテープ。独 自開発の理想のバックコート処理で、最高水準の特性バランスを確立し、 安定したテープ走行と変調ノイズの低減を実現した。
UD-XLの登場と同時に販売終了
1974年当時の価格:UD50-120B(10号メタル)5500円
UD 35
ULTRA DYNAMIC
Back coated
LH
PE あ り
35.6μ
314 Oe 1120
Gauss
-6.3%
(19.05cm/s)

第一基準を
100%とした
場合115%
+0.5dB
(400Hz)
(19.05cm/s)


51.5dB
1974 年10月~
1977年
UD の第2世代バージョンで、マニアの 強い要望に応えて開発したバックコート版150番ロングプレイ・テープ。 型番の末尾にバックコートを示す「B」の表記がある。UD-XLの登場と同時に販売終了
UD バックコートシリーズの特徴:UD50とUD35の性能差に関して、磁性層の厚みは全く同じなので厚みによる差はなく、あ るのは転写の問題だけとしている。高性能で保存性も抜群と中古でも大人気のUDだが、初期の 物はさすがに古すぎ。UD35のバイアスはブロードなので、特に使い方を気にする必要は無いが、バイアスコントロールが出来るデッキではわずかに高めに セッティングすることで良い結果を得ることが出来る。
こ のUDバックコートシリーズの発売にともない、それまでのUD、LN、STのパッケージデザインが一新された。UDは金色ベース、LNは銀色ベース、ST は緑色ベースと、箱の色でグレード分けし、さらにテープ厚と録音時間をそのまま表記するスタイルに変更。(例:UD35-90B UDはテープ型式、35 はテープの総厚35μ、90は19cm/s時の往復録音時間90分、最後のBはバックコート有り、録音時間は色で5段階表記)

1974 年当時の価格:UD35-180B(10号メタル)6000円
1974年当時の価格:UD35-90B(7号プラ)  2400円
1974年当時の価格:UD35-60B(7号プラ・太ハブ)1750円
1974年当時の価格:UD35-45B(7号プラ・太ハブ)1350円

UD 50
ULTRA DYNAMIC
LH PE な し 50μ 315 Oe 1200 Gauss



52dB 1974 年10月~
1977年
UD の第2世代バージョンで、バックコート版登場後も残されたノンバックコート版の100番ス タンダードプレイテープ。微 粒粉末の採用で周波数特性の超広域化とダイナミックレンジの飛躍的拡大を実現したマクセルの音楽用テープ。
ロー コストで音も地味だがいいテープ(TAPE SOUND31)
1974年当時の価格:
UD50-120(10号メタル)5000円
1974年当時の価格:UD50-60(7号 プラ)  1900円
UD 35
ULTRA DYNAMIC
LH PE な し 35μ






1974 年10月~
1977年
UD の第2世代バージョンで、バックコート版登場後も残されたノンバックコート版の150番ロ ングプレイ・テープ
1974年当時の価格:UD35-180(10 号メタル)5300円
1974年当時の価格:UD35-90(7号 プラ)   2000円
1974年当時の価格:UD35-60(7号 プラ・太ハブ)1500円

UD
業務用シリーズ












録音スタジオやFM放送などでの使用を考慮したマスタリ ング仕様のUD。
発売当時の価格:1/2インチ幅(10号メタル)
発売当時の価格:1インチ幅(10号メタル)
発売当時の価格:2インチ幅(10号メタル)
UD35
UD 50
ULTRA DYNAMIC
(初代)
LH
PE なし
50μ





56dB
1971年4月~
1974年
LNEに続いて開発されたマクセルのLHテープで、一段 と低歪み、高出力を狙ったアマチュア向けのマスタリングテープ。
1972年当時の価格:UD50-10(10号)4800円
1972年当時の価格:UD50-7(7号プラ)1700円
1972年当時の価格:UD50-7L(7号プラ・太ハブ)1200円
UD 35
ULTRA DYNAMIC
(初代)
LH
PE なし
35μ





53dB
1971年4月~1974年
1972年当時の価格:UD35-10(10号メタル)  5000円
1972年当時の価格:UD35-7(7号プラ)    1800円
1972年当時の価格:UD35-7L(7号プラ・太ハブ)1300円
UD の特徴:1971年に高度なステレオ録音のために最高レベルのテープを目指して開発したマクセルの代表的オープンリールテープ「ウルトラダイナミックシ リーズ」。超微粒子磁性材を使 用し、高密度パッキングする画期的なバインダシステムを採用、可聴範囲を余裕でカバーする周波数特性と広大なダイナミックレンジはマスターテープに最適 で、プロから一般のテープマニアに利用された。77年にXLシリーズが登場するまでのmaxellの最高性能テープで、 その後も長く愛用されたマクセルを代表するテープ。
本来はプロ用デッキのために生まれたテープで、バイアスはレギュラーバイアスより10%ほど深く、高域出力も大きくなっている。最適録音条件下では周波数 特性は19cm/sで20~23kHzまでフラットな特性となり、ノイズレベルは一般のテープより高域のS/N比は9dB低い。


LN 50
(New LNシリーズ)
LN
PE な し
50μ







1977 年~
UD -XL発売と同時にバージョンアップしたNew LN100番スタンダード・テープ

発売当時の価格:LN50-60(7号プラ)1600円
LN 35
(New LNシリーズ)
LN PE な し 36.1μ 315 Oe 1170 Gauss



52dB 1977 年~ UD-XL発売と同 時にバージョンアップしたNew LNの150番ロングプレイ・テープ
発売当時の価格:LN35-180(10号メタル)4500円
発売当時の価格:LN35-90(7号プラ)1800円
LN 25
(New LNシリーズ)
LN PE な し 25μ






1977 年~ UD-XL発売と同 時にバージョンアップしたNew LNの200番ダブルプレイ・テープ
発売当時の価格:LN25-120(7号プラ)2500円
LN 18
(New LNシリーズ)
LN PE な し 18μ






1977 年~ UD-XL発売と同 時にバージョンアップしたNew LNの300番トリプルプレイ・テープ
発売当時の価格:LN18-180(7号プラ)3500円

LN
LOW NOISE

PE
50μ






1974 年10月~ UD 開発のベースとなったローノイズテープ、ハイフィデリティを要求されるステレオ録音を基準に、あくまでもノイズを抑えることに徹した設計で、マクセルロー ノイズテープのベストセラー
1974年当時の価格;LN50-120(10号メタル)4500円

1974年当時の価格;LN50-60(7号)    1700円
LN
LOW NOISE

PE
35μ






1974 年10月~ LN のロングプレイ・テープ
1974年当時の価格;LN35-180(10号メタル)5000円
1974年当時の価格;LN35-90(7号)    1800円
1974年当時の価格;LN35-60(7号・太ハブ)1300円
LN
LOW NOISE

PE
25μ






1974 年10月~ LN のダブルプレイ・テープ
1974年当時の価格;LN25-120(7号)2700円
LN
LOW NOISE

PE
18μ






1974 年10月~ LN のトリプルプレイ・テープ
1974年当時の価格;LN18-180(7号)3700円
ST35
ST
STANDARD


PE
35μ






1974年10月~ マクセルの初期から製造されている最もローグレードなス タンダードテープ、経済的で忠実な音質、明確な音像を引き出す良心的設計が持ち味
1974年当時の価格;ST35-90(7号)1400円
1974年当時の価格;ST35-45(5号)800円

ST 50












ST 35














A50
STシリーズ
STANDARD



50μ





54dB
家庭用、学校用として使われる経済的なテープの100番 スタンダード・テープ
1974年当時の価格:A50-7(7号プラ)1000円


A35



35μ







ロングプレイテープ
発売当時の価格:A35-7(7号プラ)1450円

E35
STシリーズ
STANDARD


PE

35μ





51dB
家庭用、学校用として使われる経済的なテープの150番 ロングプレイテープ
1974年当時の価格:E35-7(7号プラ)1200円
1973年当時の価格;E35-5(5号プラ)

A35
SS
SUPER SOUND
LN


35μ



  


1698年~
低速(9.5cm/s、4.75cm/s)での使用を考 慮して設計された、低速度専用の音楽録音用テープ
1969年当時の価格:A35-5H(5号)600円
1969年当時の価格:A35-3H(5号)300円
LEN35
LNE
LOW NOISE
LNE 50
LH
PE
50μ





53dB
~1974 年
LNE シリーズの100番テープ、マ クセル初のLHテープとされる。
LENは「雑音を大幅に低減した音楽性の高いローノイズ・テープ」で、UDニ次ぐ性能を持つ。
発売当時の価格:LNE50-10(10号プラ)
発売当時の価格:LNE50-7(7号プラ)
発売当時の価格:LNE50-5(5号プラ)
LNE
LOW NOISE
LNE
35
LN
PE
36μ





52dB
1968 年3月~1974年 マ クセルの「高感度ローノイズテープ」を謳った150番ロングプレイテープで、UD以前にビ クターのミュージックテープに採用されていた。
発売当時の価格:LNE35-10(10号プラ)
発売当時の価格:LNE35-7(7号プラ)
発売当時の価格:LNE35-7L(7号太ハブプラ)
発売当時の価格:LNE35-5(5号プラ)
LNE
LOW NOISE
LNE
25
LN PE
25μ





50dB
~1974 年 LNE の200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:LNE25-7(7号プラ)
発売当時の価格:LNE25-5(5号プラ)
LNE
LOW NOISE
LNE
18
LN PE
18μ





48dB
~1974 年 LNE の300番トリプルプレイテープ
発売当時の価格:LNE18-7(7号プラ)
発売当時の価格:LNE18-5(5号プラ)

LNE 50
LOW NOISE
LN
PE









1968年~
発売当時の価格:LNE50-7(7号プラ)1500円

LNE 35
LOW NOISE
LN
PE








1968 年3月 1969年当時の価格:LNE35-7L(7号太ハブプラ)1100円
















LNA-50
LN
Acetate







55dB
1968年3 月~
ローノイズテープ
発売当時の価格:LNA50-7(7号)

A50

Acetate









経済性を重視した一般用の100番スタンダードテープ
1973年当時の価格;A50-10(10号)
1973年当時の価格;A50-7(7号プラ)
1973年当時の価格;A50-5(5号プラ)

A50Y

Acetate









A50の校正用テストテープ

 A35

Acetate
35μ









発売当時の価格:A35-7(7号プラ)1450円
E25
E25



25μ







ダブルプレイテープ
発売当時の価格:E25-7()

E18











1965年6月~
トリプルプレイテープ
発売当時の価格:E18-7(7号)
発売当時の価格:E18-3()

Y規格録音 テープ










1965年1 月~
放送局用のテープ

日東電気工業

1960年

MAXELL
磁気録音テープ
MODEL-100












マクセルが日東電気工業の一部門だった時代に製造され た、オープンリールテープ。当初から『MAXELL』のブランド名が使用されている
発売当時の価格:MODEL-100 7号(7号プラ)

MAXELL
磁気録音テープ
MODEL-HM













マクセルが日東電気工業の一部門だった時代に製造され た、オープンリールテープのロングプレイテープ。
発売当時の価格:MODEL- HM-7(7号プラ)

MAXELL
P型












このテープは、磁性材を塗布するのではなく、磁性鉄粉が入った層を無地のベースフィルムに加熱圧着したもの。
特性はScotch 111と同等で、放送、HiFi音楽用としている

MAXELL
HL型
HGT


25μ







会議などの音声録音用
このテープはベースフィルムに磁性材を混ぜて製造する「ホモジニアス・テープ(HOMOGENEOUS)」と呼ばれるタイプで、1940年代にBASFでも製造されていた。
製造工程を簡単にで きるが性能的には感度が少し落ちる。このL型はフィルム表面が磁性面なので表裏どちらの面からでも録音できるなどの特徴があるが、電磁変換特性が塗布型よ り劣ることが 確認されたため姿を消した。
MH
MAXELL
H型
HGT?

50μ







会議などの音声録音用
このテープはベースフィルムに磁性材を混ぜて製造する「ホモジニアス・テープ(HOMOGENEOUS)」と呼ばれるタイプで、1940年代にBASFでも製造されていた。
製造工程を簡単にで きるが性能的には感度が少し落ちる。電磁変換特性が塗布型よ り劣ることが 確認されたため姿を消した。

発売当時の価格:H-7(7号プラ)
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

TDK

1953~??

SA
Super Avilyn
EE


35μ
566 Oe
1600 Gauss
0%
※TDK EEリファレンステープ 51-0311-920との偏差
+0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
+0.0dB
(19.05cm/s)
+12.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
50dB
1981 年8月~
カ セットのハイポジ用にも使用していた高密度記録用磁性体AVILYN(アビリン)を使用したEEポジションテープ。
従来の酸化鉄系のテープに比べ、高い保持力と大きな残留磁束密度
を有しており、高域特性の大幅な向上を可能にし、特に低速における高質録音を可能とした。
発売当時の価格:SA35-180M(10号メタル)7800円
発売当時の価格:SA35-90(7号プラ)3400円


GX 50
For Masutering use
LH
あ り 50μ








一般用の 録音メディアの主流がカセットに移り、PCM録音が登場してきた時期に、最新の磁性材・バインダー技術を駆使して開発された高性能オープンリールテープ。
GXは高MOL、低ひずみ率を徹底的に追求し、スタジオマスタリングユースを目指した、TDK最後の高性能 テープ
発売当時の価格:GX50-180BM(10号メタル)5900円
発売当時の価格:GX50-90B(7号プラ)2350円
GX 35
For Masutering use
LH
あ り 35μ
340 Oe 1400 Gauss -5%
※NAB第二規格基準テープとの偏差
+1.5dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
+4.0dB
(19.05cm/s)
+14.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
50dB 1981 年3月~ GXの 150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:GX35-180BM(10号メタル)6900円
発売当時の価格:GX35-90B(7号プラ)2850円


LX 35
For Professional use
LN


35μ
340 Oe 1200 Gauss 0%
※NAB第二規格基準テープとの偏差
+0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
+1.5dB
(19.05cm/s)
+12.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
52dB 1981 年3月~ 一般用の録音メディ アの主流がカセットに移り、PCM録音が登場してきた時期に、最新の磁性材・バインダー技術を駆使して開発されたオープンリールテープ。
LXは基本性能を重視しながらワイドレンジ化を図った、プロフェッショナルタ イプのテープ
発売当時の価格:LX35-180M(10号メタル)5800円
発売当時の価格:LX35-180P(10号プラ
発売当時の価格:LX35-90(7号プラ)2300円
LX 25
For Professional use
LN


25μ








LXの200番ダブ ルプレイテープ
発売当時の価格:LX25-120(7号プ ラ)3000円

S タイプシリーズ
555

LN


35μ









発売当時の価格:S-555(7号プラ)2000円

T タイプ シリーズ
370
1100
(黒箱・中央に大きく数字)
LN PE な し
38μ
35μ
320 Oe
1110 Gauss
105% +0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)

+1.0dB
(400Hz)

(19.05cm/s)
54dB 1976 年~ “ノー マ ルバイアスの最高級テープ”、TDKのノーマルバイアス・テープの伝統を受け継いだオーソドックスな再生音
UDより安価、入門用(TAPE SOUND31)
発売当時の価格:T-1100(10号プラ)3500円
発売当時の価格:T-370(7号プラ)1200円

T タイプ シリーズ
555

(黒箱・中央に大きく数字)
LN PE な し 35μ 320 Oe 1110 Gauss 105% +0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)

+1.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
54dB 1975 年~ “ノー マ ルバイアスの最高級テープ”、TDKのノーマルバイアス・テープの伝統を受け継いだオーソドックスな再生音。出来るだけ多くのデッキで使用出来るように互 換性を重視した設計
UDより安価、入門用(TAPE SOUND31)
1975年当時の価格:T-555(7号プラ)1500円

AUDUA
LBシリーズ
(オーデュア)
LH
PE あ り/Black
34μ 350 Oe 1150 Gauss 125% +0.0dB
(400Hz)

+0.0dB
(400Hz)
54dB 1977 年10月~
ハイバイ アスの高級テープAUDUAのバックコート版
ど ちらかと言えば暖色系のテープ、個性的な音(TAPE SOUND31)
発売当時の価格:LB-1110M(10号メタル)5500円
発売当時の価格:LB-555(7号プラ)2400円
発売当時の価格:LB-370(7号プラ・太ハブ)

AUDUA
Lシリーズ
(オーデュア)
LH
PE なし
34μ 350 Oe
1150 Gauss
125%
JIS C-5540比
+0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
JIS C-5540比

+0.0dB
(400Hz)
(19.05cm/s)
JIS C-5540比
54dB
1974 年~
TDKが SDに続いて開発した、ハイバイ アスの高級テープ、従来の ローノイズタイプと異なりハイバイアスを特色とする個性的なテープ。再現性を重視するプロ規格とは異なるキャラクターを持たせることによって、民生機でも 品位の高い録音を可能にすることを狙ったもので、主に高域の解像力に重点を置き設計された。
ハイバイアスだが、テープのバイアス特性がブロードで適正バイアスの幅が広いので、アンダーバイアスで使用しても歪みの増加率は十分低く、従来のLHポジ ションで使用しても大きな問題は無いとしている。
1975年当時の価格:AUDUA L-1100(10号メタル)5500円
1975年当時の価格:AUDUA L-555(7号プラ)2400円
1975年当時の価格:AUDUA L-370(7号プラ・太ハブ)1800円
1975年当時の価格:AUDUA L-275(5号プラ)1400円

SD
SIPER DYNAMIC
LH





105%




1971年9月~
パッケージを一新したSD、リニアリティとS/N比が優 れ、高域まで広いダイナミックレンジ、バイアスレンジの変動や、転写も少ない、磁性面に特殊処理を施し走行性やヘッドタッチも向上した
1971年当時の価格:SD 150-7(7号プラ)    1800円
1971年当時の価格:SD 150H-7(7号プラ・太ハブ)1300円

SD
SUPER DYNAMIC
LH

35μ

105% +4.5dB
(7kHz)
+6.0dB
(12.5kHz)

54dB 1970 年4月~
大 好評だった世界初の音楽用カセットテープ『SD』のオープンリールテープ版、“音楽のためのスーパーダイナミックサウンド”
「ローノイズ・ハイアウトプットテープ・LH」が
ダイナミックレンジの拡大を図った物であることから『スーパー・ダイナ ミック』と命名。
当時の広告では「一般テープより7~8dB高いS/N比をもつ世界最高の音楽テープ」と謳う
1970年頃の価格:SD150-7(7号プラ)     2100円
1970年頃の価格:SD150-7H(7号プラ・太ハブ)1450円

TAPE SD 150
LH PE な し 35μ
320 Oe 1100 Gauss 110%
+0.0dB
(400Hz)

----
54dB
トリオのミュージックテープに採用されていた テープで、一般への市販はされていない

TAPE 100

Acetate な し 49μ
280 Oe
1000 Gauss





1968 年3月~
ブランド名をシンク ロからTDKに変更

TAPE 150

PE な し 35μ
280 Oe 1000 Gauss 100%
+0.0dB
(400Hz)

----
48dB

1969年当時の価格:(7号)1450円

TAPE 200

PE

25μ










シンクロF














シンクロ F150














Syncrotape
シンクロテープ
PE-100

PE









1961年~
ポリエステルベース(マイラー)を使用した200番ダブ ルプレイテープ

Synchrotape100
シンクロテープ












TDK初期のオー プンリールテープ。放送規格に合格した国産第一号の録音テープで、NHKはじめ民放各社で使用
1967年当時の価格:シンクロ100 7型(7号プラ)1000円
1967年当時の価格:シンクロ100 5型(5号プラ)550円
1967年当時の価格:シンクロ100 3型(3号プラ)180円

Synchrotape150
シンクロテープ











1961年4月~
シンクロテープの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:150-7(7号プラ)
発売当時の価格:150-5(5号プラ)

Synchrotape200
シンクロテープ











1961年4月~ シンクロテープの200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:200-5(5号プラ)

Synchrotape300
シンクロテープ












シンクロテープの300番トリプルプレイテープ

Syncrotape
シンクロテープ
AC・Plus50

Acetate
38μ







1961年~
シンクロテープの150番ロングプレイテープ
1961年当時の価格:AC-36(10号)
1961年当時の価格:AC-18(7号プラ)1500円
1961年当時の価格:AC-9(5号プラ)825円
1961年当時の価格:AC-3(3号プラ)340円

Synchrotape
シンクロテープ

Acetate








1953年 10月~
TDKが開発した最初のオープンリールテープ、100版 スタンダードプレイ
1961年当時の価格:PL-24(10号)
1960年当時の価格:PL-12(7号プラ)1000円
1960年当時の価格:PL-6(5号プラ)550円
1960年当時の価格:PL-2(3号プラ)180円
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

FUJIFILM

1960~??

FB
(改良型)
Sound Tape New
LH
PE
あ り
36μ
325 Oe 1120 Gauss 100%
+0.5dB
(400Hz)


54dB
1977 年10月~
旧FB の変調ノイズを低減し、バックコートとバインダーを改良したもの
FB FB
FB-101
Sound Tape
(銀箱)
LH
PE
あ り
51.1μ


100%



1973 年5月~ FG テープに使われている超微粒子高感度磁性体に加えて、新バインダーの採用とバック面特殊処理が施されており、FGよりも録音特性/耐久性/走行安定性/保 存性を一段と高めた、マスターテープを謳うフジの最高性能テープ。当時のスタジオマスタリング用テープのスタンダードだっ た3Mの206に特性を合わせており、また音楽テープのプリントマスターテープとしても使える耐久性も持つ。国産では珍しく1/2、2インチ幅もある。放 送用の第二規格基準テープ
1974年当時の価格:FB-101-762(10号)5500円
FB FB
FB-151
Sound Tape

LH
PE
あ り
36μ
325 Oe 1120 Gauss 110%
+0.5dB
(400Hz)


54dB
1973 年5月~ FB-101の 150番タイプ、101の特性はそのままにアマチュア向けにロングプレイテープにしたもの
周波数特性や飽和特性、雑音分布などはScotch 218 と同じ傾向で、性能はマスタリングテープとしてあくまでも素直でフラットな特性を得ることを目標として設計された。

1974年当時の価格:FB-151-1110(10号メタル 6250円
1974年当時の価格:FB-151-555(7号プラ)2300円
1974年当時の価格:FB-151-370(7号プラ・太ハブ)1600円
1974年当時の価格:FB-151-(5号プラ)1000円

NEW FG
LH


35μ







1974年~
前年に発売したフジの最高級テープFBの開発・製造技術 を生かして一層のグレードアップを図ったFGの改良型
1974年当時の価格:FG-150-10(10号メタル)6000円
1974年当時の価格:FG-150-7(7号プラ)2200円
1974年当時の価格:FG-150-7H(7号プラ・太ハブ)1600円

FG
FG-150

For Music use
LH
PE

35μ








発売当時の価格:
FG-150-370(7号プラ・太ハブ)

FG
FG-150
LH
PE な し

295 Oe 1120 Gauss 110% +0.5dB
(400Hz)


53dB 1971 年~ 新開発の極 微粒子磁性体を超薄膜加工し、ドロップアウトや感度村を改善、ノイズを極限まで抑えたローノイズ・ハイアウトプット・テープ
1971年当時の価格:FG-150- 10(10号メタル)5250円
1971年当時の価格:FG-150-7(7号プラ)1800円
1971年当時の価格:FG-150-7H(7号プラ・太ハブ)1300円

NEW FM
LN


36μ






1974 年~
前 年に発売したフジの最高級テープFBの開発・製造技術を生かして一層のグレードアップを図ったFMの改良型
1974年当時の価格:FM-150-7(7号プラ)2000円
1974年当時の価格:FM-150-7H(7号プラ・太ハブ)1400円
1974年当時の価格:FM-150-5(5号プラ)1200円

FM
FM-150
For Music use
LN
PE
35μ 280 Oe 980 Gauss 100% +0.5dB
(400Hz)


53dB


発売当時の価格:FM-150-370(7号プラ)1400円

FM
SM-150
For Music use
LH
PE
な し
36μ






1970 年1月~ ど んなテープレコーダーでもバイアス調整無しで歪みの無い録音・再生ができる音楽用テープ、通常の3M・150系統で調整されたデッキでも周波数特性の上昇 が少ない、楽器や音声の基音部が集中する300Hz~5000Hzの描写力と緻密さを重視、強靱なポリエスターを特殊伸展加工したベースはヘッドタッチが 抜群
1971年当時の価格:SM-150P-7(7号プラ)1600円
1971年当時の価格:SM-150P-7H(7号プラ・太ハブ)1000円
1971年当時の価格:SM-150P-5(5号プラ)850円

SW-100
富士フィルム
ホワイトテープ

PE
な し

270 Oe 750 Gauss 95%



55dB
1965 年~ ベース材はデュポンのマイラーを使用し、白 く着色した白色TAC ベースを採用、編集時などにメモ書きしやすくしたもの
1970年頃の価格:(7号プラ)1000円
1970年頃の価格:(5号プラ)550円
1970年頃の価格:(3号プラ)180円

プロフェッ ショナル
S-100












BTS規格に合格したプロ用テープ
1973年当時の価格:プロフェッショナル10号(10号)

S-100
富士フィルム
サウンドテープ
スタンダード

PE
な し
50μ






1965 年~ 東芝との契約を改訂し、競合しない取引先に独自 ブランドで販売活動が可能になったため『富士フィルムサウンドテープ』と東芝を外した商品名で販売開始、パッケージを白地に緑のデザインに変更。ベース材 はデュポンのマイラーを使用。プロ用のY級規格品
1973年当時の価格:(10号プラ)
1970年頃の価格:(7号プラ)1000円
1970年頃の価格:(5号プラ)550円
1970年頃の価格:(3号プラ)180円

S-150
富士フィルム
サウンドテープ
ロングプレイ

Acetate
35μ






1965 年11月~ 東芝との契約を改訂し、競合しない取引先に独自 ブランドで販売活動が可能になったため『富士フィルムサウンドテープ』と東芝を外した商品名で販売開始、パッケージを白地 に緑のデザインに変更
ベース材の150番のアセテートは自社開発のもの
1971年頃の価格:(7号プラ)1450円
1971年頃の価格:(5号プラ)780円
1971年頃の価格:(3号プラ)300円

H-100












富 士フィルムがS-100/S-150の後に開発し、S/N比を向上させた高出力テープ

S-150
東芝-富士フィルム
サウンドテープ












S-100の150番ロングプレイタイプ、S-100の 後に発売こちらも東芝と共同販売で、テープの名称は『東芝-富士フィルム・サウンドテープ』
TF
S-100
東芝-富士フィルム
サウンドテープ


Acetate








1960年12月~
富士フィルム初のオープンリールテープ、当時は電気店へ の販売ルートを持たなかったため東芝と共同販売で、テープの名称は『東芝-富士フィルム・サウンドテープ』
1960年当時の価格:S-7(7号プラ)
1960年当時の価格:S-5(5号プラ)
1960年当時の価格:S-3(3号プラ)
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

日本コロムビア
DENON
1959~??



DENON
DX 1101B
STUDIO MASTER TAPE

PE あ り
37.5μ
340 Oe
100%
※NAB第二規格基準テープ比
+0.0dB
(400Hz)

+12.0dB
(400Hz)
51dB 1979 年4月~
DENONブランド のスタジオマスターを名乗った高性能の音楽専用テープ。ダイナミックレンジ91dBを謳う。
このテープのセレクトポジションは、DH-710S/F、DH-630、DH-610S、DH-510では、いずれもBIASは「0」、EQは「6」でOK
1981年当時の価格:DX1101B(10号メタル)6000円
DENON
DX551


PE なし
35μ 340 Oe
100%
※NAB第二規格基準テープ比
+0.0dB
(400Hz)

+12.0dB
(400Hz)
51dB 1979 年4月~ DXシリーズの7号リール版
1981年当時の価格:DX551B(7号プラ)2200円


DENON
DX 1100B
STUDIO MASTER

PE あ り 37.5μ 340 Oe
110%
※NAB第二規格基準テープ比
+0.0dB
(400Hz)
+0.5dB +12.0dB
(400Hz)
51dB 1978年~ MS、 PTSシリーズに変わって登場したDENONブランドの磁性材を二層塗りしたダブルコーティングテープ。
特殊なテープセレクトポジションは必要なく一般のデッキで使用可 能(TAPE SOUND31)
発売当時の価格:DX1100B(10号メタル)5500円
DENON
DX 550
STUDIO MASTER


PE な し
35μ
340 Oe
110%
※NAB第二規格基準テープ比
+0.0dB
(400Hz)
+0.5dB +12.0dB
(400Hz)
51dB 1978 年~ DENONブランドの磁性材を二層塗りしたダブ ルコーティングテープDXシリーズの7号リール版
発売当時の価格:DX550(7号プラ)2000円
DENON ブランドの磁性材を二層に塗布した高性能テープ。カセットテープのDX3、DX5に生かされた技術 をベースに低 域・高域を受け持つ2種類の磁性材を新開発。上層の超微粒子新ガンマ酸化鉄はノイズの低減を特徴とし、 高いMOLと低いバイアスノイズで広大なダイナミックレンジを実現、全帯域に渡って歪みも低減した。さらに良好なヘッドタッチを得るための理想的な鏡面仕 上げを施した。上層の超微粒子新ガンマ酸化鉄はノイズの低減を特徴と する。発売同年にはフェリクローム・ポジションのカセットテープDX5も発売されている。

DENON
DT


あり
36μ

110%
※NAB第二規格基準テープ比
+1.0dB
(400Hz)

+12.5dB
(400Hz)

1978年~
それまでのDENONの磁気録音テープの技術を集大成し たテープ
高音域と低音域の二種類の磁性体を二層に塗布し。広いダイナミックレンジを得ている。下層には残留磁束密度の高い高純度酸化鉄を使用し低温域の感度の優れ た物を生み出し、上層には高抗磁力を持つ低雑音用の極微細高純度酸化鉄を用いて一層塗りではなかなか得られない高音域のダイナミックレンジを大きく取れる ようにした。
1978年当時の価格:DT-10B(10号メタル)1001
1978年当時の価格:DT-7B(7号メタル)1002

DENON
PST

PE あ り
50μ






~1979 年
放 送局や録音スタジオ用に作られた初期のDENONブランドのプロ用テープ
1975年当時の価格:PST-2601SA(10号メタル)2300円
1975年当時の価格:PST-1701SA(7号プラ)900円


DENON
MS
Master Sonic
LH
PE あ り 36μ 300 Oe
0.80



54dB ~1979 年
録音マニ ア、セミプロ用の最高級テープ
1973年当時の価格:7L-550MS(7号プラ)2200円
1973年当時の価格:7L-370MS(7号太ハブプラ)1550円

コロムビア
MS
LH
PE あり
36μ
300 Oe
+6.0%


54dB
MS(マスター・ソニック)シリーズ
「録音レベルを2dB高くセットして下さい、広いダイナミックレンジと豊かな音が楽しめます。バイアス電流を大きくする必要はありませんが、切り換えの付 いたテレコだとより歪みの少ない音が楽しめます」
発売当時の価格:7L-550MS(7号プラ)

COLUMBIA
LOW NOISE TAPE
BLACK
LN
PE
37μ







音 楽専用のプロ級高性能テープで、コロムビアのミュージックテープにも使用されていた。S/N比は良いがBIAS調整をきちんとやらないと歪みやすい。
1969年当時の価格:SMT-7(7号プラ)1100円
1969年当時の価格:SMT-5(5号プラ)650円

コロ ムビア
LDT
ST
PE な し 36μ 260 Oe
+2.0%


52dB
経済的な 使いやすいロングプレイテープ
1969年当時の価格:LDT-7(7号プラ)1450円
1969年当時の価格:LDT-5(5号プラ)780円
1969年当時の価格:LDT-3(3号プラ)300円

コ ロムビア
CDT

Acetate な し 48μ 260 Oe
+2.0%



54dB
放 送規格に準拠して製造されたアセテートベースのスタンダードテープ
1969年当時の価格:CDT-7(7号プラ)1000円
1969年当時の価格:CDT-5(5号プラ)550円
1969年当時の価格:CDT-3S(3号プラ)180円

コロムビア
PT

Acetate な し 50μ







コロムビア初期の放送規格に準拠して製造されたスタン ダードテープ
1975年当時の価格:PT-2601SA(10号メタル)1845円
1975年当時の価格:PT-1701SA(7号プラ)720円

コ ロムビア
HDT











1962 年11月~
コ ロムビアブランドの低速録音再生用高密度テープ、
発売当時の価格:HDT 5型(5号プラ)
発売当時の価格:HDT 3型(3号プラ)

コロムビア
LT

PE








1962年10月~
コロムビアブランド初のロングプレイテープ、ベースにポ リエステルを採用
発売当時の価格:LT 7型(7号プラ)
発売当時の価格:LT 5型(5号プラ)
発売当時の価格:LT 3型(3号プラ)

DENON
放送用テープ

Acetate








1962 年4月~
こ の年、日本放送協会BTS規格に合格したことから納入が開始されたDENONブランドの放送用テープ
発売当時の価格:10型(10号)
発売当時の価格:7型(7号)
発売当時の価格:5型(5号)
Cokum コロムビア
CT

Acetate








1959年10月~
コロムビアブランド初の磁気録音テープ、Hi-Fi仕様
発売当時の価格:CT 7型(7号プラ)
発売当時の価格:CT 5型(5号プラ)
発売当時の価格:CT 3型(3号プラ)
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

住友スリーエム

(Scotch)
1963年~??
3100
jmt3100
JMT-3100
JMT-3100
LH
PE あり
50μ






1974年~
放送録音用テープの品質向上を目指してNHK(日本放送 協会)と日本民間放送連盟との協力で開発した放送用低雑音テープ、♯111(第1規格テー プ)にかわり放送用の第二規格基準テープとして4月から販売開始。 DENON DN-3602RGの指定標準テープ

発売当時の価格:JMT-3100-740R-P(10号 Precision プラ)

Scotch 246 LH
PE

50μ






1980 年~
206 に代わるスタジオ・マスタリングテープとして住友3Mが独自開発した高性能テープ 
ダイナミックレンジで3.5dB、感度を2.5dB向上させ、206でチューニングされたデッキでそのまま使用が 可能
1984年当時の価格:246-1/4(10号メタル)8000円
1984年当時の価格:246-1/2(10号メタル)
1984年当時の価格:246-1inch(10号メタル)
1984年当時の価格:246-2inch(10号メタル)31000円

Scotch 226














Scotch 227













FOSTEX Aシリーズ(A-8、A-4,A-2)の指定標準テープ
1500
Scotch 1500
LH


35μ


NAB
第2規格
標準と同




1977年11月~ 2000/1500シリーズのロングプレイテープ
19cm/sで最高性能となるように設計された、長時間番組のエアチェックに最適なテープ。19/9.5cm/sの4track機でも中低域が厚く、高域 の鮮やかなサウンドを再現。
また単なる表面加工では無く磁性体層全体に特殊な方法でシリコーン・ルブルケーションを施しており、テープと接触する部分の摩耗を防止し、テープの長寿命 化を図っている。
1981年当時の価格:1500-1100RP()5600円
1981年当時の価格:1500-550()2400円

Scotch 2000
LH


28μ


NAB
第2規格
標準と同




1977年12月~ 2000/1500シリーズのダブルプレイテープ
テープの全厚を28μとして物理的強度を高め、転写特性に優れた新開発のガンマヘマタイトの採用で、ダブルプレイテープにもか かわらず長期保存性にも対応
発売当時の価格:2000-550(7号プラ)

Classic
クラシック
LH

あ り 50μ






1975 年1月~
住 友スリーエムが218を開発したのと同時期に、同じような目的で米3Mが開発したハイクラスマニアのための最高級テープ。新 開発のガンマヘマタイト磁性体を使用し、再生帯域が広く、ダイナミックレンジも広い。従来のガンマ・オキサイド系の音を維持しながら、ドルビーシステムを 必要とせずクロームテープと同じような高域の伸びを目指して設計、218よりややハイ上がり、ケー スは高級ブックタイプ
1975年当時の価格:CL-10R120(10号メタル)8200円
1975年当時の価格:CL-7R60(7号プラ)3300円
Classic
クラシック
LH

あ り
35μ






1975 年1月~
1975年当時の価格:CL-10R180(10号メタル)9900円
1975年当時の価格:CL-7R90(7号プラ)4100円
Classic
クラシック
LH

あ り
25μ






1975 年1月~
1975年当時の価格:CL-10R240(10号メタル)13000円
1975年当時の価格:CL-7R120(7号プラ)5600円

Scotch 218
Music Master
LH
PE
あり / Black
35μ
320 Oe
1050
Gauss
100%



52dB
1973年4月~ スタジオマスタリング・テープ♯206の周波数特性、ダ イナミックレンジ、歪み率などをそのままに、民生用デッキで使用した際の使い勝手を織り込んで住友スリーエムが日本で独自 開発したテープ。
206とほぼ
磁性体を使った150番ロングプレイテープ的位置づけで、中音域が他のテープ より落ちない特徴。。パッケージデザインも赤白のチェックの柄から一新し、ケースもプラスチック製を用意
10号メタルリールは翌1974年に発売
1974年当時の価格:218R180(10号メタル)6000円
1974年当時の価格:218-R90C(7号プラ)2400円
1974年当時の価格:218-R60LHRC(7号プラ・太ハブ)180円
<プラスチックケース版>
1974年当時の価格:218-550(7号プラ)2600円
1974年当時の価格:218-370LHR(7号プラ・太ハブ)2000円


Scotch 211
LN-DYNARANGE SERIES












同社のローノイズテープの標準タイプともいえるダイナレ ンジシリーズを、218の発売と同時にグレードアップし、パッケージも一新した『ニュー・ダイナレンジ』シリーズ。 AKAI GX-630Dのリファレンステープ
10号メタルリールは1974年に発売
1974年当時の価格:211-R120(10号メタル)4000円
1974年当時の価格:211-R60(7号プラ)1600円
212 Scotch 212
LN-DYNARANGE SERIES











1973年4月~
同社のローノイズテープの標準タイプともいえるダイナレ ンジシリーズを、218の発売と同時にグレードアップし、パッケージも一新した『ニュー・ダイナレンジ』シリーズ。
高出力と広いダイナミックレンジを実現し、豊かでクリアーな録再音が特徴、
パッケージデザインも赤白のチェックの柄から一 新し、ケースもプラスチック製
10号メタルリールは翌1974年に発売
1974年当時の価格:212R180(10号メタル)5000円
1974年当時の価格:212-R90C(7号プラ)1800円
1974年当時の価格:212-R60LHRC(7号プラ・太ハブ)1300円
<プラスチックケース版>
1974年当時の価格:212-550(7号プラ)2100円
1974年当時の価格:212-370LHR(7号プラ・太ハブ)1600円


Scotch 213













1974年当時の価格:213-R120(7号プラ)3100円

Scotch 214












1974年当時の価格:214-R180(7号プラ)4650円

Scotch 206
Music Master
LH PE あ り
52.8μ
320 Oe 1050 Gauss Peak 117%



1970 年~ 米3M が開発した最初のローノイズ・ハイアウトプット+3dBのスタジオマスタリング・テー プ、201をベースにレ コーディング・スタジオや放送局のマスターテープとして開発され、AMPEX 456が出るまで多くのデッキがリファレンステープに指定していた
1981年当時の価格:206-762R(10号メタル)
6800円
1981年当時の価格:206-762RP(10号プラ)6000円
1981年当時の価格:206-370(7号プラ)2600円
1981年当時の価格:206-185(5号プラ)1600円
207
207
Scotch 207
Music Master
LH PE あ り 38.3μ
320 Oe 1050 Gauss Peak 117%



1970 年~ 206 の150番ロングプレイテープ
1981年当時の価格:207-1100R(10号メタル)8800円
1981年当時の価格:207-1100RP(10号プラ)7800円
1981年当時の価格:207-550(7号プラ)3300円

JMT-3001










1970年~ 米3Mの日本現地法人である住友スリーエムが、3Mの テープを改良して独自に開発した最初のテープ
201
Scotch 201










1964 年10月~ 広 いダイナミックレンジを誇る最高級ローノイズテープ『ダイナレンジ』シリーズ、S/N比をスタンダードから広帯域に渡って5dBアップ
1969年当時の価格:(7号)1550円
1969年当時の価格:(5号)850円
202 Scotch 202
DYNARANGE SERIES
LN
PE
49.1μ
315 Oe 790 Gauss Peak 117%
Stnd 100%




1964 年10月~ 広 いダイナミックレンジを誇る最高級ローノイズテープ、S/N比をスタンダードから広帯域に渡って5dBアップ
1971年頃の価格:762m(10号)4640円
1971年頃の価格:366m(7号プラ)1670円
1971年頃の価格:183m(5号プラ)930円

Scotch 203
DYNARANGE SERIES
LN
PE
36.4μ
315 Oe 790 Gauss Peak 117%
Stnd 100%




1964 年10月~ 202 のロングプレイタイプ
1971年頃の価格:1097m(10号)     6520円
1971年頃の価格:549m(7号プラ)    2350円
1971年頃の価格:366m(7号プラ・太ハブ)1500円
1969年当時の価格:274m(5号プラ)    1290円

Scotch 282

PE

260 Oe 1030 Gauss Peak 105%
Stnd 100%





♯111の30倍以上の寿命
1973年当時の価格:

Scotch 190










1963年~

Scotch 175
TPE

48.3μ
285 Oe 960 Gauss Peak 105%
Stnd 100%




1963 年~
テ ンザーポリエステルベースで耐久力は♯111の20倍。
LL教育用、語学教育用
発売当時の価格:183m(5号)700円
発売当時の価格:366m(7号)1300円

Scotch 120
LH
Acetate
52.6μ
260 Oe 1170 Gauss Peak 105%
Stnd 100%





ハイアウトプット
1973年当時の価格:
1973年当時の価格:

Scotch 131
Acetate
46.3μ
270 Oe 1000 Gauss Peak 95%
Stnd 100%





ロープリントシリーズ、転写の少ない著婦機保存用テープ のアセテート・ベース版
発売当時の価格:366m(7号)1670円
1973年当時の価格:

Scotch 138
PE
46.3μ
270 Oe 1000 Gauss Peak 95%
Stnd 100%





ロープリントシリーズ、 転写の少ない著婦機保存用テープのポリエステル・ベース版
1973年当時の価格:
150
Scotch 150
EXTRA LENGTH
SD
PE

32.5μ
260 Oe 1120 Gauss Peak 85%
Stnd 100%




1963 年~
住 友スリーエムが国内の工場で生産した2番目の『国産Scotch』テープ、当初は原材料を輸入していた。ロングプレイテープで周波数特性やヘッドタッチに 優れる
発売当時の価格:1097m(10号)5270円
1971年頃の価格:549m(7号プラ)1600円
1971年頃の価格:366m(7号プラ・太ハブ)1100円 1971年発売
1971年頃の価格:274m(5号プラ)870円

Scotch 200
DOUBLE LENGYH-TENSILZED
SD PE
21.8μ
260 Oe 1120 Gauss Peak 85%
Stnd 100%




1963 年~ ♯150 とおなじ「ロングプレイ・シリーズ」の200番ダブルプレイテープ。ベース素材は「ダブルレングス」と銘打ったデュポンのポリエステル。
発売当時の価格:366m(5号)1400円
発売当時の価格:732m(7号)2800円

Scotch 290
TRIPLE LENGYH-TENSILZED

PE
17.8μ
265 Oe 960 Gauss Peak 75%
Stnd 100%





♯150 とおなじ「ロングプレイ・シリーズ」の300番トリプルプレイテープ
発売当時の価格:549m(5号)3600円
発売当時の価格:1097m(7号)4450円

Scotch 102
SD
PE
47.3μ
270 Oe 920 Gauss Peak 100%
Stnd 100%





♯111のベースをポリエステルにしたもの
111 Scotch 111
STANDARD LENGTH
SD
Acetate
47.3μ
270 Oe 920 Gauss Peak 100%
Stnd 100%




1963年~
1973年
住友スリーエムが国内の工場で生産した最初の『国 産Scotch』テープ、本国では1971年に製造が終了したが日本では73年まで製造が続けられた、世界中の放送局で使 用され録音技術の発展を支えた国際標準規格テープ
発売当時の価格:762m(10号)2940円
発売当時の価格:366m(7号)1100円
発売当時の価格:183m(5号)600円
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

MAGNAX

(マグナックス)
1981~??

GRAND MASTER X-1
LH
+6
PE あ り 50.3μ 320 Oe 1450 Gauss 105% +2.0dB
(400Hz)
+3.0dB
(7kHz)
+14dB
(400Hz)

55dB 1981年9月~
AMPEX 456ベースの高性能テープ当 時プロ用として圧倒的評価を得ていた456を、世界で初めてコンシューマー用パッケージにしたもの。発売当初のメタルリールはAMPEXのものをそのまま 使っていたが、後にリールの窓が『X』型のオリジナルデザインのものに変更
「アナログ録音をきわめたマスタリング・クオリティ」
発売当時の価格:X-1-2500(10号メタル) 8000円

GM-50
LH PE
あ り
50μ







1981 年9月~ コニカ(現コニカミノルタ)がAMPEXと提携 して『小西六アンペックス』として磁気録音テープを販売していた時のブランド、なのでテープ自体はAMPEX。
GM、MLN各モデルの4種の7号テープは新発売記念として限定各1000巻のメタルリール仕様が発売された
発売当時の価格:GM50-2500BM
(10号メタル)6600円
発売当時の価格:GM50-1200B(7号プラ)2400円

GM-35
LH PE あ り 36.3μ 320 Oe 1420 Gauss 105% +1.5dB
(400Hz)
+1.5dB
(7kHz)
+13dB
(400Hz)
52dB 1981 年9月~ 発売当時の価格:GM35-3600BM(10 号メタル)7600円
発売当時の価格:GM35-1800B(7号プラ)2900円
FOSTEX Aシリーズ(A-8、A-4,A-2)の指定標準テープ
MLN
MLN 50
LH
PE なし
50μ






1981年9月~ MASTER LOW NOISE TAPE、「プロ仕様規格をベースに設計された、一般音楽用としては類を見ない広いダイナミックレンジと、バランスの取れた周波数特性を持ったテープ」

発売当時の価格:MLN50-1200
(7号プラ)1900円

MLN 35 LH
PE なし
35μ 300 Oe 1200 Gauss 95% +1.0dB
(400Hz)
+1.0dB
(7kHz)
+10dB
(400Hz)
50dB 1981年9月~ MASTER LOW NOISE TAPE
発売当時の価格:MLN35-1800(7号プラ)2300円

















Technics
(松下電器)
19??~19??

GX
LH
あ り








松下電気のオーディオブランドであるテクニクスのオープ ンリール・テープ。
発売当時の価格:RT-R7GX(7号細ハブ)

LX
LH

35μ








発売当時の価格:RT-R7LX(7号細ハブ)

XD


35μ






1974~ 松下電気のオーディオブランドであるテクニクスのオープ ンリール・テープ。それまでのSGに比べて一段と広い音域と直進性を持つ。新バインダーの採用で磁性材粒子の分子間結合を高め、安定性耐久性に優れる
“広いダイナミックレンジ、高いリニアリティ”
発売当時の価格:RT-10XD(10号メタル)5500円
発売当時の価格:RT-7XD(7号細ハブ)2400円
発売当時の価格:RT-7HXD(7号太ハブ)1800円

バックコートテープ
LH











広いダイナミックレンジを誇るローノイズ・ハイアウト プットタイプに
さらに走行安定性に優れたバックコートを施したテープ

発売当時の価格:RT-10B218(10号ブラックメタル)

















National
(松下電器)
19??~19??
































RT














LN
LN


35μ






1974~
バランスのとれた諸特性を備える標準テープ、改良型LN
発売当時の価格:RT-7LN(7号プラ)2000円
発売当時の価格:RT-5LN(5号プラ)1000円
発売当時の価格:RT-3LN(3号プラ)500円

LN
LN









~1974


SG
(スーパーグレード)
LH PE
35μ

105%
(Peak Bias)
+1.0dB
(400Hz)


54dB
~1974
音楽録音愛好家のためのローノイズ・ハイアウトプット・ テープで、ロープリント(低転写)の性能も備える
※推測だが、中身はたぶんTDKのSD
1970年頃の価格:RT-17SG(7号プラ)1300円

RQ-380シリーズ

PVC
50μ







「すばらしい広帯域録音のできるナショナル録音テープ」
発売当時の価格:RQ-383(7号プラ)1400円
発売当時の価格:RQ-382(5号プラ)750円
発売当時の価格:RQ-381(3号プラ)300円

RQ-891
ゴールデンテープ

PVC
35μ








発売当時の価格:RQ-891(3号プラ)500円

ナショナル・
ゴールデンテープ











1962年~
松下電器から発売された初の150番ロングプレイテープ
1962年当時の価格:RT-7G(7号)1600円
1962年当時の価格:RT-5G(5号)850円
































Lo-D

(日立)
19??~??

EB
EPITAXIAL PARTICLE/BACK COATED
LH
PE
あ り
35.5μ








日 立のオーディオブランドであるLo-Dのオープンテープ
発売当時の価格:R10-180EB(10号メタル)5500 円

発売当時の価格:R7-90EB(7号プラ)2400円

UD
LH
PE な し
33.5μ









発売当時の価格:R7-90UD(7号プラ)2000円
発売当時の価格:R7-60UD(7号プラ)円

DL
LN

な し
33.5μ








発売当時の価格:R7-90DL(7号プラ)1600円

















HITACHI

(日立)
19??~??

UD-O
ULTRA DYNAMIC
LH
PE

35μ








1974年当時の価格:UDO-1100(10号)
1974年当時の価格:UDO-550(7号プラ) 1800円

UD-B



35μ








日立家電で販売していたテープ

UD
ULTRA DYNAMIC



35μ










LNO
LN
PE
35μ







“ステレオ用ローノイズテープ”
発売当時の価格:LNO-550(7号プラ)1600円
発売当時の価格:LNO-370(7号太ハブ)1100円

AL

Acetate
35μ







“低速用スーパーサウンドテープ”
1970年当時の価格:AL-7(7号プラ)1450円
1970年当時の価格:AL-5(5号プラ)780円

AS
SD
Acetate
50μ







スタンダードプレイテープ
1970年当時の価格:AS-7(7号プラ)1000円
1970年当時の価格:AS-5(5号プラ)550円
発売当時の価格:AS-3(3号プラ)180円

EL
SD
PE

35μ








ロングプレイテープ
発売当時の価格:EL-7(7号プラ)1200円
発売当時の価格:ED-5(5号プラ)600円

ED

PE

25μ








ダブルプレイテープ
発売当時の価格:ED-5(5号プラ)1250円
発売当時の価格:ED-3(3号プラ)450円

ET

PE

20μ








ロングプレイテープ
発売当時の価格:ET-3(3号プラ)600円

LOW NOISE TAPE
LN


35μ







日立製のガンマヘマタイト磁性体を使用、録音バイアスの 変更無しに度のテープデッキにもそのまま使える、S/B比58dBを誇るローノイズテープ
1970年頃の価格:LNE35-7(7号プラ)1100円

LONG PLAY 200

PE









1963年~
日立が発売した日本初の200番ダブルプレイテープ、厚 みが薄いにもかかわらず、磁性層の厚さは従来の35μテープと同じ厚みで、電磁変換特性が良くハイファイ録音が可能
1963年当時の価格:(3号)450円

LONG PLAY 35μ












日立が発売した150番ロングプレイテープ


















CO-OP

19??~??

CD
ULTRA DYNAMIC












大 学生協で販売されていた日立マクセルのOEM品
でも特性表をみると明らかにグレードが低い製品

CA
LN
PE

38μ 以下
300 Oe
1100 Gauss

+0.5dB
(19.05cm/s)
+4.5dB
(12.5kHz)

(19.05cm/s)

48dB 以上

大 学生協で販売されていた日立マクセルのOEM品
「超高性能ステレオ録音用」


CL

PE

35μ








大 学生協で販売されていた日立マクセルのOEM品
長時間録音用のロングプレイテープ
メー カー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

TEAC

TASCAM

TASCAM
FORMULA ONE












3MのOEM
発売当時の価格:1/2 ×2500(10号メタル)















































AKAI



EE-150
EE











AKAIブランドで発売されたEEテープ
発売当時の価格:EE-150-10M(10号メタル)

WR-150












「WIDE RANGE TAPE」
発売当時の価格:WR-150-10M(10号メタル)
発売当時の価格:WR-150-7(7号プラ)

LN-150
LH

あり









AKAIブランドで発売されたローノイズ・テープ
発売当時の価格:LN-
150-10M(10号メタル)
発売当時の価格:LN-150-7(7号)

AT-10













発売当時の価格:(10号メタル)

















REVOX


Mastering Tape
641



35μ






1986年~


Mastering Tape
631



35μ









Mastering Tape
621



35μ








発売当時の価格:(10号メタル黒/銀、ハードケース)
発売当時の価格:(10号プラ、
ハードケース

professional tape
601
LH
PE
あり
35μ







Scotch 207のOEM品
REVOX A700/A-77の指定標準テープ
1974年当時の価格:(10号メタル黒/銀、ハードケース)9700円
発売当時の価格:(10号プラ、
ハードケース

professional tape
207














hifi low noise
PE 36 rx














hifi low noise
PER 36














LANGSPIEL TONBAND
PR31














Scotch Plastic Tonband for ReVox














ReVox Plastik-
Tonband













メー カー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

PHILIPS

1968~??
(2004~RMG)

LP
ULTRA FERRO TAPE

PE
なし
33μ


+1.0dB
(315Hz)

+9.0dB
(315Hz)
55dB



発売当時の価格:LP1800 540m(7号メタル)

LP18














LP
LN PE な し 35μ







オランダ の総合電機メーカー、ここの磁気テープ部門が独立してできたのがRMG
スタン ダードなロングプレイテープ
1974年当時の価格:1080m()4600円

DP
LN PE な し 23.5μ







スタン ダードなダブルプレイテープ
1974年当時の価格:540m(7号プラ)2000円

TP
LN PE な し








スタン ダードなトリプルプレイテープ


















MEMOREX

(メモレックス)
1971~1982

PREMIAM
100 STANDARD
LH
PE

290 Oe 1400 Gauss
+1.5dB
(500Hz)

(9.5cm/s)
+2.0dB
(10kHz)

(9.5cm/s)


1971年12月~
1982年
アメリカの磁気テープメーカー
コンピューター・データ記録用の磁気テープ製造で培った技術を投入した、マニア向けの音楽用テープ
1973年当時の価格:MEMOREX 2500(10号メタル)4650円
1971年当時の価格:MEMOREX 1200(7号)1600円
1971年当時の価格:MEMOREX 600(5号)770円

PREMIAM
150 LONG
LH PE

290 Oe 1400 Gauss
+1.5dB
(500Hz)

(9.5cm/s)
+2.0dB
(10kHz)

(9.5cm/s)


1971年12月~
1982年
150番ロングプレイテープ
1973年当時の価格:MEMOREX3600(10号メタル)6600円
1971年当時の価格:MEMOREX 1800(7号)2200円
1971年当時の価格:MEMOREX 900(5号)1100円

PREMIAM
200 DOUBLE
LH TPE


290 Oe 1400 Gauss
+1.5dB
(500Hz)

(9.5cm/s)
+2.0dB
(10kHz)

(9.5cm/s)


1971年12月~
1982年
200番ダブルプレイテープ
1971年当時の価格:MEMOREX 2400(7号)3500円
1971年当時の価格:MEMOREX 1200(5号)1600円

















irish
(アイリッシュ)
ORRadio

1950~1959


601

PE

35μ







マイラーベースの150番ロングプレイテープ

311

Acetate

50μ










341

PE

35μ








マイラーベースの150番ロングプレイテープ





























































Shamrock 300



50μ








発売当時の価格:(10号メタル)

Shamrock 011

Acetate









アマチュア向けのホビーテープShamrock シリーズのアセテートベース100番スタンダードプレイテープ


Shamrock 021
Acetate









アマチュア向けのホビーテープShamrock シリーズのアセテートベース150番ロングプレイテープ


Shamrock 031
PE










アマチュア向けのホビーテープShamrock シリーズのポリエステルベース100番スタンダードプレイテープ


Shamrock 041

PE
35μ







アマチュア向けのホビーテープShamrock シリーズのポリエステルベース150番ロングプレイテープ


Double Play

PE
25μ








マイラーベースの200番ダブルプレイテープ

274














273














197

PE

35μ








ポリエステルベースの150番ロングプレイテープ
















195 RPA
BROUN BAND



50μ







GENERAL PURPOSE

211 RPA
GREEN BAND














211 RPA











1950年~
OrRadioが 最初に発売した米国製オープンリールテープ
最初のモデルは7号1200ftで、一日に125巻を製造

















REEVES SOUNDCRAFT
(リーヴス・サウンドクラフト)
















PL-18
Plus 50

PE

35μ







マイラーベースの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

TP-18

PE

18μ








マイラーベースの300番トリプルプレイテープ
発売当時の価格:(5号プラ)

GOLDEN TONE

PE

35μ







マイラーベースの150番ロングプレイテープ

MAGNETIC RECORDING TAPE



50μ









発売当時の価格:(10号)
発売当時の価格:(7号プラ)
発売当時の価格:(5号プラ)
発売当時の価格:(3号プラ)
発売当時の価格:(5号プラ)

S5-18

Acetate
35μ







アセテートベースの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

Plus 50
PE

35μ







マイラーベースの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

Plus 100X
XP-24X

PE

25μ







マイラーベースの200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

Plus 50

PE

35μ






1954年~
マイラーベースの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:(5号プラ)

















AUDIO DEVICES
(オーディオ・デバイセズ)
















TYPE 2506

PE あり 50μ






1973 年?~
スタジオマスタリング・テープ

TYPE 3607

PE あり 35μ






1973 年?~ スタジオマスタリング・テープ

audiotape

PE

50μ







マイラーベースの100番スタンダードテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

audiotape
TYPE 2461

PE

25μ








マイラーベースの200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

audiotape
TYPE 1515-12

PE

50μ







マイラーベースの100番スタンダードテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

audiotape
TYPE 1161

PE

35μ







マイラーベースの150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:(7号プラ)

audiotape
TYPE 1142-18

PE

25μ







マイラーベースの200番ダブルプレイテープ


audiotape
TYPE 261

PE












audiotape
TYPE 1251



50μ








発売当時の価格:(7号プラ)
メー カー
Manufacturer
外観
Package
型 式
Model
Type
ベー ス
Base
Material
バッ クコート
Backcoating
テー プ厚
Total
thickness
保 磁力
(抗磁力)
Hc.
残 留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting

ΔS10
感 度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感 度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転 写
Print-
through
発 売年
Est. Prod.
Starte
特 徴

ORWO
(オルヴォ)
1964~1994年

TYP 114












150番ロングプレイテープ

TYP 113












150番ロングプレイテープ

TYP 123
 LH













TYP 122
LN











200番ダブルプレイテープ

TYP 121
LN












ORWO120
TYP 120












200番ダブルプレイテープ

TYP 130












300番トリプルプレイテープ

CPS 35














PS 25U6

PE









ORWO初のポリエステルベースのテープ

PS 18U6
PE









ORWO初のポリエステルベースのテープ

















AGFA WOLFEN
(アグファ・ヴォルフェン)
1944-1953-1964
AWCHL350 CHL












OEWOの前身

CH













































C
BEMA

SVEMA
(スヴェマ)
1954年~1991?


B-3719



37μ









B-3716



37μ







150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:550m(7号プラ)

B-3715



37μ







150番ロングプレイテープ
表示の規格が変わり、上二桁はテープ厚に変更
発売当時の価格:375m(5号プラ)
発売当時の価格:370m(3号プラ)

B-3711



37μ







150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:550m(7号プラ)

B-2711



27μ








200番ダブルプレイテープ
発売当時の価格:750m(7号プラ)
SVEMAA4620
A 4620-6P

PE









音楽録音・放送業務用、100 番スタンダードプレイテープ
最初のAはオーディオ用の意、1000番台の数字はベースの材質、100番台はテープ厚、下二桁が開発ナンバーで大きいほど新 しい設計。-後の6はテープの幅、最後の文字はBなら家庭用の意、
発売当時の価格:1000m(DIN HUB)

A 4415-6B

PE
37μ







音楽録音用、150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:525m(7号プラ)

A 4411-6B

PE
37μ







音楽録音用、150番ロングプレイテープ
発売当時の価格:525m(7号プラ)
発売当時の価格:375m(6号プラ)
SVEMAA4409
A 4409-6B

PE
37μ







音楽録音用、150番ロ ングプレイテープ
発売当時の価格:525m(7号プラ)
発売当時の価格:375m(6号プラ)
発売当時の価格:270m(5号プラ)

A 4407-6B

PE
37μ







音楽録音用、150番ロ ングプレイテープ
発売当時の価格:525m(7号プラ)
発売当時の価格:375m(6号プラ)

A 4402-6

PE
37μ







音楽録音用、150番ロ ングプレイテープ
発売当時の価格:375m(6号プラ)

A 2601-6B












音楽録音用、100番スタンダードプレイテープ


A 10














A 3601-6B













SVEMAA2601
A 2601-6B
Acetate









音楽録音用、100番スタンダードプレイテープ

A 6














Typ-6














Typ-2














Typ-1B






























ZONAL

19??~20??


700

PE あ り 52μ
360 Oe

3.0dB
(38.1cm/s)
+1.6dB
(38.1cm/s)
+2.0dB
(38.1cm/s)

+12.5dB
(38.1cm/s)
56.0dB

英 国のメディアメーカー
スタンダードバイアスのスタジオマスタリング用
AMPEX 456相当

820

PE あ り/Black 51μ
360 Oe
2.5dB
(38.1cm/s)
+1.0dB +2.4dB +12.5dB
(38.1cm/s)
59.0dB

DIN 仕様スタンダードバイアスのテープ
AMPEX 406相当

830

PE あ り/White 51μ 360 Oe
2.5dB
(38.1cm/s)
+1.0dB +2.4dB +12.5dB
(38.1cm/s)
59.0dB
820 の白バックコート仕様

840



35μ







150 番(ロングプレイ)の音楽録音用テープ

675

PE あ り 52μ
380 Oe
2.5dB
(38.1cm/s)
+0.2dB +1.5dB +11.3dB
(38.1cm/s)
59.0dB
ス タンダードバイアスのスタジオマスタリングテープ
放送、アーカイブ用、AMPEX 478相当

676

PE あ り 34μ
380 Oe
2.5dB
(38.1cm/s)
+0.5dB +1.4dB +7.5dB
(38.1cm/s)
57.0dB
675 の150番タイプ

610














611














844












音 楽録音用テープ

845



35μ








150 番(ロングプレイ)の音楽録音用テープ

846



25μ








200 番(ダブルプレイ)の音楽録音用テープ

847



18μ








300 番(トリプルプレイ)の音楽録音用テープ

848












音 楽録音用テープ

849



18μ







300 番(トリプルプレイ)の音楽録音用テープ
メーカー
Manufacturer
外観
Package
型式
Model
Type
ベース材
Base
Material
バックコート
Backcoating
テープ厚
Total
thickness
保磁力
(抗磁力)
Hc.
残留磁束密度
Brs.
推奨バイアス値
Recommended
 bias setting
感度
(1kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
感度
(10kHz)
Relative
Tape

Sensitivity
MOL
3%
3次高調波歪
(1kHz)
転写
Print-
through
発売年
Est. Prod.
Starte
特徴


ベー ス基材略号 Base Material
PE
ポ リエステル
Polyester
テープのベース材料に最も優れた物として、1950年代 中盤に採用されて以降、ほとんどのテープのベース材料として現在まで使われている。電気絶縁性、機械強度、屈曲疲労強度、 そして耐水・耐薬品性に優れ、-60℃から+150℃の温度範囲内で、これらの特性が損なわれないという点が最も大きな特長。アセテートの欠点を改良し大 幅に強度が増したことで、各社からこのベース材を使ったロングプレイ、ダブルプレイといっ た薄手のテープが次々と登場した
当初よく使われた
「マイラー(Myler)」という呼び名はデュポンの商品名(1954年に発売)。「テ トロン(Tetron)」は、1958年から製造された帝人と東レの商品名。
TPE
テンザー・ポリエステル
Tenzar
Polyester
「TENZAR」(テンザー)と呼ばれる、高い強度を持 つ強化ポリエステル
PVC ポリ塩化ビニール 1943年にドイツのI.G.ファルベン(BASF)が 採用、実際の生産開始は1945年2月
Acetate アセテート
(アセテート・セルローズ)
Acetate Cellulose
1934年にドイツのI.G.ファルベン(BASF) が、世界初のプラスチックベースのオープンリールテープ用として採用した。
引張強度、引裂強度とも不十分で、温度や湿度による伸縮率が大きいなどの欠点があるため、その後登場したポリエステルが主流となる
Paper 3MとSONYが、それぞ れ最初のオープンリールテープ用のベース材料として使用

Type 略号
EE
Extra Efficiency TDK、 maxell、TEAC、AKAIの4社が中心となって策定した、高密度記録用オープンリール・テープ規格、磁性材は主にコバルト系酸化鉄を使用
LH
Low-noise Hi output Tape
『低雑音(ローノイズ)、高出力(ハイアウト プット)』のテープ
全域にわたってダイナミックレンジが広く、音楽用として最適

LN
Low-Noise Tape
SDタイプよりも『低雑音(ローノイズ)』の テープ
SD
Standerd
国産の場合、JIS規格(C-5509- 1971)に準拠したテープ
HGT
Homogeneous Tape
(ホモジニアス・テープ)
磁性材とベース剤が一体になった構造のテープ。ベースフィルムに磁性材を塗布するのではなく、ベースフィルムの材料に 磁性材を混ぜて製造する。製造工程が簡略化でき、バイアスノイズが低いが感度が少し落ちる。IGファルベンのTyp Lなど
DR
Digital Recording
オープンリールタイプのデ ジタルレコーダー用に開発されたテープ
アナログデッキでは特性が合わないため使用できません







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