オープンリールデッキ開発計画のその後
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最終更新日:2018/11/03
オープンリールデッキ
去年から今年にかけて、当ブログで何回かお伝えしてきた新型オープンリールデッキの開発計画。時々チェックはしていたのですが、その後どうなっているのでしょうか
2016.1.27 新たなオープンリールデッキの開発計画が登場
2016.5.21 ホルヒハウスの新開発オープンリールデッキ
まず最初の2つ、オーストリアのホルヒハウスのプロジェクトですが・・・R2Rのページがきれいさっぱり無くなってます。開発計画は終了と言うことなんでしょうか? 海外のフォーラムでも期待する声が多かったんですが、なんともがっかりな状況です
そしてもう一つは、ドイツのBALLFINGER社の『M063』ですが、こちらはオランダのオーディオ情報サイト『hifi.nl』が今月4日の記事で続報を伝えています!
オランダ語なので機械翻訳でざっくりとしか内容が分かりませんが、2018年春にいくつかのモデルが市場に出てくるはずだ、フランスのオープンリールテープメーカーのMULLANと共同開発している、トランスポートメカはマイクロプロセッサーによる制御、S/N比はノイズリダクション無しで70dBなどなど
さらに、最終的には5つのバージョンを予定、2スピード再生モデルは約8000ユーロ(110万円くらい)、3スピードのフルスペックモデルはたぶん2万4000ユーロ(330万円ほど)、1/4だけでなく1/2インチテープ仕様も予定している、BALLFINGERは2018年春にオンラインストアを立ち上げる予定、とかなり具体的に開発が進んでいることをうかがわせる内容です
さらに、ドイツのオーディオ情報サイト『STEREO.de』でも、ほぼ同じ内容を伝えていて、ここではすでに先行予約も受け付けているとか書いてあるようなんですが、訳が合っているかちょっと微妙です、すみません。簡単に買える値段ではありませんが、ぜひ発売を実現させてもらいたいですね
最後に、今年も多くの皆様に当彩竜堂をご利用頂き、まことにありがとうございました。来年も一層の商品の充実を心がけて参りたいと思っておりますので、変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます
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