アナログ・レコードに強力な援護発言!?
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最終更新日:2019/11/22
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最近ウクライナ問題で名前を良く耳にする、アメリカ・民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領候補がアナログ・レコードへの強力な?援護発言を行ったということで、一部のアナログレコードファンを熱くさせているようです
SPECTATOR USA 誌の記事によると「In defense of record players(レコードプレイヤー援護論)」と題して、9月12日に行われたテレビ討論会で「幼い子供達の夕方の教育に、全てのアメリカの家庭はレコードプレーヤーを持つべきだ」との内容の発言をしたと伝えています
その発言がこれ
ワシントンポスト紙のサイトにあるバイデン氏の発言「Make sure you have the record player on at night」(54秒あたり)
ただ、この発言、TIME誌やVOXMEDIAなどによれば、奴隷制度の負の遺産にどう立ち向かえば良いかとのパネラーの質問に「教育が重要だ」と答えて(ここまではいいんですけど…)、その中で自身が進めている貧しい家庭の子供たちへの家庭訪問プログラムを宣伝する際にちょこっと出てきただけのことのようです
ざっくり言うと、4~5歳の子供がヒアリングで言葉を覚えるのに良いよみたいなことを主張したかったようですが、会場は「なんでレコードなの???」と、かなりムムムな反応だったようです…でも、アメリカの音楽ファンの間では違和感なく受け入れられたようで、その理由は数字が表しています
HNHH誌によると、全米レコード協会(RIAA)の統計では、アナログレコードの売り上げは年々上昇を続けており、2019年上半期のアナログレコードの売り上げ枚数は860万枚、売上額は約239億円に達したとのこと。対するCDは1860万枚、売上額は約265億円となっていて、今年の年末にはアナログレコードの売り上げがCDを上回るのはほぼ確実との予測がなされています
CDの売り上げはここ数年横ばいなのに対して、レコードは2018年下半期ベースから12.8%上昇しているので達成はほぼ間違いなさそうです。もしこの数字が現実となれば実に1986年以来33年ぶりの快挙となるそうです。
米国では想像以上にアナログ・レコードが人気なのですね。日本でもタワーレコード新宿店が、今年3月に「アナログ専門店 TOWER VINYL SHINJUKU(タワー・ヴァイナル・シンジュク)」をオープンさせていて、10階フロアがすべてレコード売り場になったのには驚きました
オーディオ界での『アナログブーム』は、レコードに関してはすでに復活と言っても良いような状況が生まれていますが、オープンリールもこの波に乗って急上昇!といきたいところですね
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